影響を受けたカルチャー その2
昨日( https://note.com/suminari/n/na8c781cfc011 )の続き
5番 THE YELLOW MONKEY
自分はいわゆるバンド世代。アイドル、小室ファミリー、ジャニーズ、歌い手、ボカロなどなど時代によって音楽シーンの牽引役は変わっていく。90年代後半はバンドがその中心にいた。当時はみんなそれぞれに好きなバンドがあった。筆頭はB’z、GLAY、ミスチル、ジュディマリとかになるかな。ロックとポップが日本式で融合されて、メディアの中心は完全に音楽。CDがミリオン売れるのは当たり前、テレビはこぞって音楽番組をやって、誰もがアーティストに夢を馳せる。本屋のメインコーナーには「バンドやろうぜ」みたいなタブ譜? が並んでいた。
そんなバンド世代の自分が最も好きだったのがTHE YELLOW MONKEY。
[太陽が燃えている]で好きになり[JAM]からはどっぷりハマる。
聴き過ぎて、流れ過ぎて飽きてしまうほどに[JAM]はセンセーショナルだった。有名な歌詞もさることながら、あのPVはいつ見ても魅了されてしまう。ちなみに[JAM]のPVに出演している女の子は吉井和哉ソロの[バッカ]で成長した姿が見られます。
吉井さんの曲と歌声は哀愁が漂っていて、聴きながらどこか懐かしく寂しさを覚える。
間違いを容認してくれるというか、正しさとは何かを知っていてなお間違えることに寛容でありたいと願う。
[FOUR SEASONS]とかもすごい好きで、綺麗事がなくて、絶望的でいてひどく現実的なんだよね。
ポップな曲にもどこか皮肉があるし、この天邪鬼的な…ひん曲がった歌詞が狂おしいほど好き。
自分の性格を考えてもクッソ影響受けちゃってるなと。笑
CD時代の音楽ってアルバムが一つの作品になっていて、有名なシングルをいくつか含む10曲ちょっとで構成されているものが多かった。
シングルはあくまでもアルバムを構成する中の一曲。シングルは名曲で、アルバムだと名盤になる。いつからか、ベストが増えまくってその流れとともにCD売り上げも減り、気付けばダウンロードの時代となってしまったワケだが…。
イエモンはこのアルバムの作品性が非常に優れていた。
特に6枚目のアルバム[SICKS]は名盤中の名盤。
ぜひ聴いていただきたい。
イエモンはyoutubeチャンネルもあってシングルのPVはほとんど見れるし、あと公式ではないけど[天国旅行]のライブ映像はすごいから「イエモン 天国旅行」で検索してみて。
笑いながら死ぬことなんて僕にはできないから〜……
6番 2002年日韓W杯
就職氷河期だのロスジェネだの言われますが、この世代に生まれて良かったことの筆頭が2002年のW杯。
このW杯の時に自分は大学2年生でした。2年生ってのがまたミソで、1年生と違ってサボり方も知ってるし、アルバイトでの稼ぎ方も知っている。今でも思うんだけど大学生の頃が一番金あったんですよね。正確に言うと好きに使える金が一番あった。実家暮らしでバイトとパチスロ三昧。金ねーってことももちろんあるけど、回復も早い。10万あれば人生変わった! くらい平気で言えちゃう年齢だった。
それに時間もあった。いや、むしろ無敵だったんじゃないか。
「大学に入って遊ぶとかなんのために大学行ってんだよ」
そんな話をたまに聞くけど、正直もう世間様に申し訳ないくらい遊べるから。これ一生かけても返せないなって思えるくらい遊べてしまうのが大学生のすごいところ。
あと何回転生しても大学行って遊びたい。そう言えるくらい楽しいからマジで行った方が良い。もちろん勉強はするし、留年とかはなしな。限られた時間だからこそ存分に遊べるってもんだ。
その人生で最も時間とお金がある時期にW杯が日本で開催された。
もともとサッカーは好きで、大学当時も月に一回くらいは同級生と集まってやっていた。友達の家に集まれば当然のようにウイニングイレブンやるし。フランスW杯以降は世界サッカーの情報もテレビで詳しくやるようになって、あと中田の活躍もあったか。サッカーはお茶の間を賑わすコンテンツになり始めた。
日本戦は友人同士で集まって観戦。ロシア戦はバイトの休みが取れなくて生で見れなかったから、情報シャットアウトして家で録画見ようとしてたら、バイト先から出た瞬間の大通り公園(札幌の中心部)の盛り上がりで察したよね。。
残念ながら日本は決勝トーナメントの一回戦敗退したけれど、その後の戦いにも熱狂した。
予選のアルゼンチンvsイングランドが札幌ドームで開催されたり、期間中は街に外国人が溢れていた。なぜか大通りで白人とサッカーして、なぜか彼らに胴上げされたからね。なんでかわからんけど、それとかもう大学生っぽいよな(笑)。
キリンのビアガーデンにイングランド代表が来るって情報をキャッチして張り込みに行ったらイングランド代表の家族御一行だったとかも良い思い出。
韓国のラフプレーや誤審などもありW杯の中では史上最低の大会とも言われているけど、それ以上に日本が開催国であったことが大きかった。あの一ヶ月を大学生として過ごせた幸せよ。
オリンピックは延期が決定して、実際にやるのかも危ぶまれるレベルなのかもしれない。でも、実際あったらやっぱ熱狂しちゃのかな、なんて思ったりもする。
そういやトルシエどこいった?
7番 新聞のコラム
読売なら「編集手帳」朝日なら「天声人語」道新なら「卓上四季」
新聞の一面にあるコラム。小学校3年くらいから毎日複写してたんですよね。知らない言葉があったら辞書で調べて、調べた言葉はマーカーでチェックしてみたいな。最初は母親にやれって言われて嫌々だったのだけど、時事的なこともわかるし、辞書のチェックが増えていくのとか、いつのまにか楽しくなって4年くらい続けてた。
数年前にコラムの複写が流行って、それ専用のノートとかも売り出されたりしたが、自分がやっていたのは20年以上前。こればっかりは母親に感謝ですな。
複写をやめてからも新聞を読む習慣はついたし、学力の基礎を作る上でめちゃくちゃ役に立った。
高校の頃に国語の担当からこのコラムをさらに短くする課題を個人的に出されたこともあって「いや、おれ理系だしセンターで国語受けないんだけど…」とか言いながら割と楽しくやってた。
全然関係ないけど、すごい昔に気流(読売の投書)にも載ったことがあってだなw
初めて送った投書が採用されてひどく感動した。
どの角度から見ても謎のテーマw
たぶん新聞読みながらこれなら採用されるとか思ったんだろう。
無職なのにライターとか調子こいてるし。
これがおれのデビュー作! ってことだな。笑
と、新聞に雑誌と活字を好きになれたのは、コラム複写とおかげだと思う。
もし小学生くらいのお子さんがいる方は、毎日コラム複写はめっちゃおすすめの勉強法です。
別におれみたいになるワケじゃないから、大丈夫!
中途半端だけどここまで。
もしかしたら今日更新するかも。
残り薄くなりそう…
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