英語人格と自己肯定感

自分が思っていること、
考えていること、
それらを、日本語だけでなく、英語で話すこと。

それはまるで
同じ事柄を、別の人格で
もう1回、経験しているような感覚だ。

例えば

日本語:今日はいい日だったなぁ。
英語:I had a wonderful day today.

同じことを、同じ人(私)が言っているのに
全くもって、別の人格が
同じ1日を経験したかのように感じる。

「第2の言語を持つのは 第2の魂を持つことである」

認知科学者レラ・ボロディツキーが
TED TALKでそう話していた。

神聖ローマ皇帝 シャルルマーニュの言葉だそう。

分かるなー、と思う。

同じ事柄を経験していても

拾い切れなかった感覚を

2つの言語で、味わい尽くす。
そんな感じ。

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先日、インスタライブで
「自己肯定感」について話す機会があった。

私は、自己肯定感がもともと
低いタイプではあったのだけど
でも「あれ高い?」という資質もあって

それは、私の「英語人格」が
そうさせてくれていたんだなと、ふと。

どちらも、私。

どちらも、ここまで
私を連れてきてくれた
大切な私なんだなー。

私の日本語の感受性は
いわゆる繊細。
多分、これだけだったら
行動に移すエネルギーは出なかった気がする。

でも、とにかく細かいところまで
感じ取るセンサーはある。

そして私の英語人格は
とにかくエネルギッシュ。
どんどん行動に移していく。

些細な色遣いに光を当てて
原色にまで昇華するような。
大げさに言うと、そんな感じ。言い過ぎかな(笑)

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「いつか英語を」と思われている方は多い。

「今でしょ」と、私は言いたい。

言葉は人生を通して育んでいくものだけど
人生は、いつか終わっていくものだから。

そして、英語は「話せる!」と
自分にOKを出してからが
本当に、本当に楽しいからね。





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