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私が大切だと思ったところ。本多静六『私の財産告白』。

初めまして。大学生の守美子です。
初めてのnote投降なので自己紹介から、、といきたいところですが

今回は、ちょっと前に読んだ本の紹介、もとい私が大事に思ったところをメモ代わりにここに書き連ねたいと思います。将来の私のために。

私が読んだ本は、本多静六さんの『私の財産告白』です。
以下、16個の「大切に思ったところ・気になったところ」を書き出しました。(最後に少し読んだ感想も)
参考にしてほしいとはミジンコほども思いませんが、ご批判でもよいので、何かしらコメントして頂けたら幸いです。

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1、第一に経済生活の独立

2、収入の4分の1を貯金しましょう。

3、十分に貯金がたまったら投資に回しましょう。

4、家計簿をつける生活から始めましょう。

5、投資法
・証拠金売買は行わない
・先物投資(取引が簡単だから)、買受金は全額用意。
・「二割利食い」:期限前に思いがけない値上がりがあったとする。二割の益金が出たら、即転売。→銀行定期預金へ
・「十割益半分手放し」:長いスパンの中で二倍以上に値上がりする。半分を戻す(元金が戻ってくる)。もう半分は持ち続ける(下がっても別にかまわない)。

6、好景気には勤倹貯蓄。不況時は思い切った投資。

7、節倹とケチは別。
出すべきところは出し、義理人情を欠かぬよう

8、一時的流行物への投資は控えよう
今で言えば、ワクチン投資とかかな?

9、例え、大きな損をしたとしても、取り戻そうなどと考えてはいけない。
「散る花をおうことなかれ」(p106)

10、儲けようと思うなら、儲けさせよう。
自分だけ儲けようと思っても、うまくいかない。(p124)

11、儒教的な自己満足のための謙遜はやめましょう。与えられた地位は敢然と引き受けるべし。(p157)

12、言われたことはすぐメモを取ろう。(p174)

13、自説を通したい。要するに目的は、持っていきたい結論に辿り着くことなのだから、人の意見をよく聞き、努めて他説を立てつつ、補足的な形で自説を展開していこう。自分の誤りに気づいたら潔く降参しましょう。

14、先回りして勉強しましょう。昇進のためには、自分の今いるポジションだけでなく、私が目指す先のポジションを勉強を先回りして行うことが大切。


15、仕事を道楽化するために努力しましょう。

16、自惚れは小出しで。

『人生即努力、努力即幸福』

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ここまで目を通してくださった皆様、ありがとうございました。(いるのかな?笑)

私は2年ぐらい前に、ロバート・キヨサキさんの『金持ち父さん、貧乏父さん』を読みました。私の雑な読解力から言わせてもらえば、この本と、『私の財産告白』で伝えたいことは、まあ大体同じかなと思います。

①お金を稼ぐことは悪いことではありません。精神的な独立のためにも積極的にお金を稼ぎましょう。

②貯金は大事。余力で投資を。
記憶が正しければ、ロバキヨさんは10分の1貯金を推奨していました。そう考えると、本多さん4分の1はなかなか気合入ってますねw

③マネーリテラシーを身に着けましょう。

この3点が、お二人が伝えたいことかな思います。


お二人とも具体的な投資法や投資先を一応紹介していましたが、それらは参考にしてはいけないとのこと。すなわち、自分で③のマネーリテラシーを身に着け、本多さんの言葉を借りれば「時流を読む」力が大切ということですね。多分。

じゃあ具体的にどーやったら身につくんだよ!と読みながら突っ込みを入れたわけですが、それは、自分で考えるしかないのだと思います。私が金融業界を志望した理由の一つがこれです(笑)

最後に、どちらの方がおすすめかという話ですが

『私の財産告白』です。
このようなビジネス書、とくにお金に関する本は胡散臭いものも多いでしょう。読んでみても、やっぱり信用ならないと思い人も多いのではないでしょうか。私はそうです。

その点、『私の財産告白』の方が、ビジネス臭が少ないというか、日本人の感覚になじむかなと、個人的には思います。薄い本なので時間もかからないですし。

以上です。
ありがとうございました。

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