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【嘘日記】同じ過ちは繰り返すまい

昨日投稿した嘘日記に定型文貼るの忘れてたし昨日の写真もぱくたそさんですっていう間抜けなそれ。
やっちゃった。
気を取り直して

定型文

この話はフィクションです。
現実のいかなる団体、個人、事象その他とは無関係です。
嘘っぱちです。

似た「なにか」があったとしてもそれはあくまで「似たなにか」でしかありません。

つまるところ架空です。

それでは皆様。
架空の世界の、架空の人物の、架空の日の、架空の記録をどうぞお楽しみください。

定型文終わり

まるで強制的に地面に叩きつけられるような心地がした。

まあ華麗に身体をひねってかるーく着地してやったがな!!

内心の動揺を世話係のでっかいのに悟られないよう、毛繕いをして落ち着くことにする。
うん
いや、ちょーっとばかりドキドキしてるだけだし?
こんなことはたいしたことじゃありませんし??
自分にゃんこですので?????

ひとしきり毛繕いを終えたところで水をのみにいく。
でっかいのの視線がうるさい気がするが気にしない。なんでもない!!!

まあ、同じことを繰り返さないためになんであんなことになったのかくらいは考えてみようかと思う。

最初はいつもと同じように「きゃっとたわー(でっかいのがそう呼んでた)」とかいうでっかいのを乗り降りりして運動してたのだ。遊んでいたとも言う。

上の方で暫しまったりしていたところ、ふと、地続きに冷た固い道があることに気づいた。
(今まで気づかなかったとは、不覚!)
とその細い二本の棒でできた道を進んでいたところ、なんとそいつは行き止まりだった!なんてことだ!

しかし自分はくーるなので慌てはしない。
行き止まりだったのなら戻ればいいだけのこと。
自分の体の柔らかさであれば難なくこなせる。
はずだった。

さあ元の道を戻ろうと回りかけたとき(今思うと反対回りすればよかったかもしれない)自分のいる場所が世話係よりも高く、この二本の棒以外の足場がないことに気づいてしまったのだ。

そこで更に間抜けなことに世話係が大声で自分を呼ぶもんだから、ビックリして足を踏み外した。
という話だ。

ここまで思い出して、(確かにちょっとだけ変えた方がよさそうなところはあったけども)だいたい世話係のせいでは??と、思えてきた。
むしろあの状態から華麗に着地した自分すごいのでは???
ちゅーるもらってもいいくらいなのでは??

よし。
世話係に要求しよう。
そんであの二本の棒でできた道はもう通らない!
決めた!!

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