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パッションフルーツの収穫とカラダな中で震えるDNA
初めてパッションフルーツの実がなった。
和名はくだもの時計草、原産地は中南米とある。
地球温暖化の影響なのか、冬を越えられたのは、外気温が5℃を下回らなかったということ。
素直には喜べない。
さはさりながら、果物(ナリモノ)の収穫は嬉しい。農耕民族の血が騒ぐ......ような気がする。
血が騒ぐと言えば、父親が育った静岡県に入ると熱海を過ぎたくらいから、DNAが震えるような、どことなくノスタルジックな不思議な感覚を覚える。
日本で生まれ育った異国の民が、初めて祖国の地を踏みしめる時には、きっとこの何倍も血が、DNAが、震える感覚があるのだろうか。
さて、今年はレモンも夏みかんもスダチも金柑も実りそうだ。
「マンゴー、島バナナもいけるんじゃない」沖縄出身の植木屋さんに言われた。
早く晴耕雨読の日々と決め込みたいものだ。
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