「カッコいい」は皆に刺さる
自分が付いていきたい人が見つかったとき、
自分がなりたい姿が見つかったとき、
必ずこの感情があるのだと確信しました。
「カッコいい」
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この話を聞いてきました。
佐賀出身でnoteの有名人でもある最所あさみさんが発起人となり、
複数のメディアで佐賀を訪れ、佐賀の魅力を様々な角度から発信していく「mediacruise」という取り組み。
その報告会がありました。
この報告会をめちゃめちゃ楽しみにしていたので、強気に最前列を攻めました。
それぞれのメディアの強みがあって、価値ある同じものを多角的に伝えることで価値が2倍にも3倍にもなって伝えられていく様が、聞いててめちゃくちゃ面白かったです。
感想を一つ一つ述べていきたいところではありますが、
この投稿のコンセプトがブレてしまいそうなので、
詳しくはTwitterにて#mediacruise を検索してみてください。
僕が一番印象に残っているのは、
嬉野市で地域おこし協力隊をしている方と、有田町役場の方が
「アテンド」が作る新しい観光の未来
について語っているときの一幕でした。
嬉野市はお茶の生産が盛んで、お茶を観光資源として街全体を盛り上げようとしています。
僕も元々嬉野という土地、そしてお茶が有名なことは知っていたのですが、
今日飲ませてもらうと確かにめちゃくちゃ美味しかったです。
美味しすぎてたくさんおかわりしました。多分僕が一番飲みました。
それはさておき、話の中でビビっとくるものがあつたので、そのことについて。
嬉野にはお茶農家さんがたくさんいて、農家さんによってお茶の味が変わるらしいです。
それぞれの農家さんにそれぞれの魅力があって、農家さんたちが切磋琢磨しあっている素敵な街なんだとか。
お茶の他にも焼き物や温泉など、魅力がたくさんあります。
ですが、メディアに取り上げられるものはごく一部で、まだまだ魅力を伝えきれていないのが現状だそう。
そこで始まったのが嬉野茶時というプロジェクト。
お茶・焼き物・温泉が三位一体となって嬉野という素晴らしい空間の価値を提供する、そんな夢の詰まったプロジェクトがあります。
その中でも僕が印象に残ったのが、Webサイトに登場する人のカッコよさです。
嬉野のお茶農家さんが、普段の農作業の恰好ではなく白いロングコートのようなものを着て、お茶を丁寧に注ぐその姿がめちゃくちゃカッコよかったです。
この文章だけでは絶対に伝わらないので、上記リンク先でチェックしてみてください。
魅力あるモノと、魅力ある人が交わると、こんなにカッコよく見えるんだなと感心しました。
その写真を見て、「お茶農家ってカッコいい!」と思う人は多いでしょう。
その姿から、お茶農家を目指す若者も出てくるかもしれません。
そんな可能性を秘めた姿だと思います。
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ここで僕が感じたのは、「カッコいい」という価値観が持つ力の大きさです。
「カッコいい」は人生を決める重要な価値観だと改めて気づかされました。
嬉野茶時の話を聞いているとき、
「自分が子供のときに出会っていたら何を感じていたかな?」
と考えていました。
自分がついて行きたい人、自分がなりたい姿があるとき、
その動機には必ず「カッコいい」というピュアな感情があるはずです。
例えば、将来の夢を決めていく過程で、自分の中で強烈な出来事があるもの。
火事で助けてもらったから消防士になりたいとか、グレていた自分を叩き直してくれたから先生になりたいとか、そういう強烈な感情と出会えたからなりたい姿が決まっていく気がしています。
そこには、「カッコいい」という感情が間違いなくあります。
だから、「カッコいい」という感情は大事にしたいと思っています。
その感情は、若者だけではなくどんな世代でも抱くものでしょう。
「カッコいい」と思える人の姿があらゆる世代の人に刺さり、共鳴者がまた「カッコいい」人になっていくのです。
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#mediacruise の報告会に行き、「カッコいい」という感情の尊さに改めて気づきました。
これからは、「カッコいい」見せ方を追求して世の中の光を見ていこうと思います。
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