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Exmentでワークフローを作ってみた

情報部門に配属になって、初めは基幹システムの日時処理、顧客データの修正などの業務を任されました。
私は今まで全くと言っていいほど、この手の定型業務をしてきませんでした。案の定初めはミスの嵐…。「私ってこんなにミス多いの?やばくない?」と焦る。焦るとミスる。まぁまぁ、過去の私よ、一回深呼吸してから見直ししろ。そんなこんなでなんとかその業務は覚えることができました。

次に取り組んだのがワークフローシステムの構築という仕事。
会社の求める要件はまずは電子化。で、無料のWEBデータベース「Exment」で既存の提出書類のフローを電子化できないか検証してという上司からの依頼が来て仕事がスタートしました。
ぶっちゃけデータベースというものもふんわりした理解しかなかったけど、なんとかExmentくんの仕様を解明していく。Exmentは⑴データテーブルを先に構築する。必要なカラムを用意して、データの受け入れ先を作った。他には名簿マスターや製品マスターなど、プルダウンで選択式にしたいものもデータテーブルを用意し、今度はデータをインポートする。(そしてデータの参照)カラムの準備が済んだら、次は⑵ワークフローの準備だ。ワークフローは「汎用」フローと「専用」フローがあり、大きな違いは詳細なステータスの遷移設定ができるかどうか。「専用」フローの場合は一つの遷移で3つの場合分けをすることができる。これで書類の行き先を分ける。最初はこの場合分けがうまくいかなくてまいってしまった。ただ、出来ないことに燃えるタチなので、無駄に試しまくってなんとか現状のフローはできた。ワークフローができたら、どのテーブルをそのワークフローで使うのかも設定する。ここまでくると大体できてきているけど、最後に⑶権限設定だ。実務部署は全データの閲覧権限を、他の申請者は自分に関係のあるデータだけを閲覧できるように設定を行う。昨今、Saasで利用しているシステムの権限設定をミスってニュースになる事例があるけど、そうならないよう気をつけなくては。ここまでで、いったん上司に報告。(細かい報告はちょくちょくしてた。つまづいてる時はとくに。Bad news firstだ)ちょっとしたトラブルはあったが、おおむね要件をクリアしたと認めてもらえた。

⑴データテーブルを先に構築する
⑵ワークフローの準備
⑶権限設定

「説明会って緊張するよね…」

byあの日の私

息つく間も無く、会社の偉い人と実務部門にみてもらうことになった。この会議で自分の準備不足を痛感することになるとは、知る由もなかった。前日の私よ、予知能力とか習得しといてよ…。
迎えた当日。蚤の心臓の私、緊張しまくって開始30分は声が裏返る。実務部門の専門用語が鋭い嘴みたいに刺さる刺さる。偉い人のうっっっすい抽象的な例え、何を言ってんのかわかんね…(顔に貼り付けた「その通りでございます」)え〜、みんなシステムに関係ないことまで言ってない?ねぇ?
結局、ワークフローとその関係のない話は分断し、必要ならあとでそちらも電子化することになった。
一緒に参加した先輩の一言「もっと叩かれるかと思った〜」う〜ん、それどういう意味ですかね…。けどそうならなくてよかった、って後に続くんでしょ、そうでしょ、わかるよ。
時間的には大したことなかったけど、すんごく疲れた。人前に立つの向いてない。のせたかった運用テストには結局のらなかったし、今回は惨敗である。

まだまだ話は続くけど、いったん切ります。

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