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子どものみなさんには、すごく力がありました。

学校では。
4月の学級開きのときから

毎時間国語の時間のはじめに
対話の時間を設定したり。
体育や学級会でアクティビティをやったり。
会議の時間できるだけ話し合わせたり。

そうやって
楽しく友だちと関われるように
自分たちだけで協力していろいろと
できる子になっていくようにと
あれこれがんばってきました。

だけど。
年末のフェスティバルのときになって
グループごとに分かれて
内容を話し合って
準備を進めて
というところにきて
喧嘩してすすみませんとか
間に合わなくて
クオリティの低いものしかできなかったり
教室の場所決めだけに1時間つかったり
時間がかかる上にあまり
いいものはできなかった思い出があります。


今、改めて
里山スクールの子どもたちがやった
風ときららマルシェの動きを
振り返ってみると全く違います。

一つのスペースをつかって
お客さんにきてもらって
自分たちのブースで楽しんでもらう。
ってことには変わりないのですが。

グループにさっと分かれて
準備を着々と進める。
特にこっちが関わらなくても
勝手にものの数分で
お店の場所を決めてセッティング。
小さなお客さんのための
陳列
ルールの設定
説明
案内、誘導
チケットの配布。

とにかく
ほぼほぼ全部
子どもたちの力でやってのけました。
私たちスタッフは
場所と日の設定ぐらいでした。

素晴らしかったです。

そもそも。
子どもたちには力があるのです。

大人があれこれ制限をかけて
指示して誘導して
ってやってるから
だんだんわからなくなっていくんだ。

そう思いました。


子どものみなさん。

自分の力がわからなくなるその前に

指示とか指導とか

ねばならないという世界から

少し抜け出して

そうじゃない世界を知ってほしいな。


風ときららのマルシェ。
詳しくは、風ブログを読んでみてくださいね。

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