身近な素敵な人たちと私の役割

コクレオの森のみほさんが
教育委員会主催の管理職研修の講師として
お話されると聞いて
これは素晴らしいことだなぁと思いました。

どれぐらいの校長先生に届くか
わからないけど。

公立の学校以外の学校が
公的に認められ
校長先生方の学びの場に。

本当にすごいなぁと。
一教育委員会の動きだけど
公教育のあり方を考えるための
大きな一歩だなぁと感心するばかりです。

公教育の中で
どうしたらもっと子どもたちに
学びのオーナーになってもらえるかと
いろいろもがき
教育ってもっと変わらなきゃいけない。
ってずっと思ってきたけど
変えることはできなかった。

やっぱり
外に出てみて
自分のやりたい方法で
子どもたちと一緒に存在することを選択して
本当によかったと感じるのです。

マザーテレサは
戦争反対のデモには参加しない。
平和集会なら行きます。
と言われていたらしいです。

対立するより
自分の中の正解を進む。
その先に未来はあるのだと思います。

先程までインスタのLive配信をみていました。以前、一緒に勤めていた
児童養護施設の先輩職員の方。
施設を辞めて里親になっておられて
里親や子育て
児童養護を考えるメッセージを
配信しておられます。

私はしゃべりは得意ではないので
先輩のように顔出してLive配信って
めちゃくちゃすごいなぁと
ただただ感心してました。

その中で
いろんな人がいろんな役割で
精一杯のことをしている
という話がありました。

私も児童養護のことに関しては
人ごととしては聞けなくて。
こどもの森の中でテーマになっている
子ども基本法なんてものが
1ミリもご縁のない家庭の中で
苦しんでいる子どもが
今もいると考えるだけで
とても苦しいです。

あのときは施設職員として
精一杯をやってきた。

だけど、今は私の役割。

普通に衣食住が整い
五体満足で学校に行ける。
親も愛情をかけてくれる。
だけど学校に行くととても苦しい。
自分はダメな子だと感じる。
自分は存在してはいけないのかもしれないとさえ思う。
自分には価値がない。
と思っている子。

ただただじっと座って話を聞くことは難しい。
どうしても受けたくない授業がある。
もっと話したい、動きたい、やってみたい。
いつも言われる通りにやるのは嫌だ。
もっと虫を捕まえたい。
もっと絵を描いていたい。
もっと自然に触れていたい。
好きなことをやる時間がほしい。
私に決めさせてほしい。 
と思っている子。

そんな子たちの場所の担い手。
一つはオンラインで。
家から出られない
人や集団が苦手な子のために個別に。

家に閉じこもっていた子も
こうして伴走してもらうことで
エネルギーが溜まって
フリースクールに通い出したり
学校に通い出したりする子がいます。


もう一つは
里山で。
机に座ってお勉強はしないで
いろんな体験をしたり
自由に創作なんかをして過ごす。
選択肢のある場所。

ここに一日来ただけで
全く学校行けなかった子が行けるように
なったという話もきいて
環境の力は計り知れないと思っています。


私の役割は今こういうところにあります。
それをただ精一杯やればいいのだと
改めて思う。

そしてまた9月から
私が主なスタッフとして
中学生も里山で受け入れを開始します。

月曜日には市内の教育保育課や
若者センターなどに出向いて
こちらのチラシを届けにいきます。

このnote読んでる人は
遠方かもしれないですが。
今年度中は第二と第四の月2回やってるので
よかったら一日だけでもきてくださいね。

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