桜ちゃんの話。番外編。先生として存在してはだめな人。

前回のお話はこちら。

桜ちゃんは

何の前触れもなく

突然

両手で顔を覆い

目をぎゅっーーとつぶって

苦しそうにする。

約10秒ほど。

そのあとは手を下ろし

目を開けて

給食食べる？

などと、脈絡のないことを言う。

これが彼女の発作だった。

こんなとき。

私はどうすることもできなくて

ただよだれが落ちたり

少し嘔吐することがあるので

対処してあげるぐらいだった。

立っていれば

店頭などの危険もあるけど

いつも座ってるのでそんなこともない。

だけど

脳の中は外からは見えないし

いつどうなるかわからないから

いつもそばにいなくちゃならない。

なのに。。。💢

私は2時間ほど

別の子の水泳を見るために

桜ちゃんをある先生に預けた。

やることを全部書いておいてお願いした。

戻ってきたときに

勉強どうだった？と聞くと

パズルしてた。と桜ちゃんは答えた。

え？頼んでいた学習はやってないのか！？

先生は？と聞くと

いなかった。一人でやったよ。と。

ふざけるなーーーーー‼️‼️

私の怒りはMAXだった。

課題をやらなかったことなんて

どうでもいい。

ほっておいてどこかにいくなんて

何かあったらどうする気だ‼️

聞いたら

お茶飲みに降りただけと言われた。

いえ、そういうときは一緒に降りてください！

何があるかわかりませんから。

なんとか心を落ち着かせて言ったけど。

全くもってありえない。

かなりの無責任。

教頭先生にも訴えた。

それでも腹の虫は治らなかった。

桜ちゃんなら適当にしててもわからないとでも

思ったか‼️

人権侵害だーーー‼️

もう絶対どんなに困っても

あの人だけには任せないと誓った。

昔から市内でも有名な先生だったらしい。

誰もあの人には逆らえない。

子どもも大人も。

そんな人らしかった。

再任用で来てた先生だった。

先生って怖いと

子どもたちは言うことを聞くし。

保護者にも話ができれば

うまくやっていける。

年を重ねるだけで給料も上がる。

相手の気持ちを考えられない人とか

高圧的な態度の人はたくさん見てきたけど

命に関わることに対して

ちゃんとできない人は

先生として存在してはいけないと思う。

授業が下手でも

子どもたちへの指導が下手でも

子どもたちの心に命に向き合おうとする人が

先生であってほしい。