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教員不足と不登校問題の解決法は、手放していくことにある。

「じゃあ、宣伝した分しか、子どもたちはやってこないということですか?」

「まぁ、それと。しなくても勝手に来る子もいるけれど。」

小学校も少しいいところになったんだなぁと思って、目が覚めた。



今日の夢は、小学校の新しい形だった。

図工や音楽といった科目は選択制になって
子どもたちは好きなものを選び取ることができる。

そういう専科の先生は子どもにどういうことをやるのかを宣伝して、選び取ってもらうシステムらしかった。

目が覚めてから
未来の小学校のシステムを思い描いた。


午前中は、ホームルームと必須科目。
国算社理と少しの英語の時間割。
これは担任がやる。
ランチまでの時間に
配布物や連絡も済ませて
ランチタイム以降は
クラスで集まるのは週一のミーティングのみ。

ランチは子どもたちが
食堂で自由に食べるので
もちろん給食指導はない。

午後は選択科目。
体育、図工、音楽など。
専科の先生が行う授業をやりたいこがやる。
ここは帰る子どももいて
図書館で過ごしたり
外部の習い事をやってたり
家でゆっくりすごしたり。

担任は午後に事務をしたり
会議をしたり
もう家に帰ってリモートで仕事の人も。

必須科目の内容も
限定的でゆとりある内容になっている。
個別に自由進度学習。
先生が前に立って教えないので
学び合いスタイルで進む。

宿題や登校班は廃止。



ここまで書いてみて
小学校の担任先生というのは
あまりに多くのことを
1人で抱えるシステムだと
改めて思った。

道徳なんて価値観押し付け教育はいらないし
体育、図工、音楽、書道も
習得する必要はない。
宿題を出すことによって
家庭での過ごし方まで先生が決めて
登校班システムによって登校の仕方もきめる。
給食の配膳から片付けまで担任が面倒をみる。

まるで子どもというものは
全てを大人が決めて
道筋をつくってやらなければ
無能な存在であるかのように。

全部やめればいい。
ぎゅっと握りしてめてる手綱は
手放すこと。

そうすることで
多くの先生と子どもたちを救うことが
できると思う。


これは理想の形ではなく
現状から一歩進んだ形。

せめてそうしないと
もうもたないんじゃないかと思う。

先生も子どもも。


教員不足と
不登校の問題は
こういう方向性で解決するべきなのだ。



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