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三十路のボヤキ

11月に入り急に冷え込んだように思う。
日中気温が上がってもどこか情のない風が吹き、朝夕には肩をすくめるほど冷える。

寒い季節は嫌いだ。
長袖の羽織を持たない期間の少ない私
学生時代、素足にスカートだったなんて信じられない
なんだか年々寒がりが加速している気がする
10月中頃にはヒート系インナーや起毛のスパッツを入れている同年代を、私は知らない。

そして、そうだ先日私は華の20代を終えた。
刺激のない生活を日めくり過ごし気付いたらぼんやり1年が終わる。
なんとなく暮らして、なんとなく生きている。
せっかくの若さを怠惰に暮らしてしまうことを勿体無く思うことは出来るのに、活力がない。

物事を楽しむ感受性が著しく乏しくなっていくのを感じる。そもそも生まれ持ったベースの活動性や気力体力ゲージが少ないのもひとつだが、本当にすぐ疲れてしまう。

そんな年では無いはずだが想像以上だ。
この体感は想定40過ぎて味わう予定だった。

疲れがもたらす影響ワースト1位は精神的余裕がなく常に気が立っていることだ。
他人との線引きが曖昧になり、課題の分離ができず関与していない事にまで腹を立てる。

“課題の分離”とは

自分の課題と他者の課題を分けること。
要はその悩みが自分でコントロールできるものなのか、それとも他者のコントロールにあるのかを分けるということ。

アドラー曰く、あらゆる対人関係のトラブルは他者の課題に土足で踏み込むこと(あるいは自分の課題に土足で踏み込まれること)によって引き起こされるそう。

自分でコントロールできないものに関しては、あれこれ考えても無駄なので介入せず静観の姿勢をとるべき という考え方である。

そして、それができない私は日々どうでもいいことにプリプリ腹を立てているわけだ。日常起こり得る様々な物事に一々気を立てていては本当に疲れてしまう

30代、こういうものなんだろうか

ハッピーバースデー、わたし


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