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ピューとすら吹かない 12/26


「その日になにかを掴んだ写真を撮り、それについて語る」縛りをしています。

よろしくお願いいたします。


今回はこちら


「ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE」(レンタル落ち版)です。

ゲオで見つけて、同行者いるのに興味本位で恥を忍んで購入しました。


原作の漫画を持っててファンであるというのはただの一因で、


監督が私の好きな番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」の名物プロデューサー、マッコイ斎藤であるのと、

脚本がバナナマンの深夜ラジオに毎回居て、「第三のバナナマン」とも言われている、放送作家のオークラであること、

さらに、マッコイ斎藤に気に入られているから役者に抜擢されたであろう小木博明がハマーを演じていること

など、よく見ていたコンテンツの関係者が集っていて謎の親近感というか、
知ってる人たちの黒歴史アルバム見つけちゃったみたいな気持ちで、

観るしかないというわけです。


内容!!!(ネタバレ注意⚠️)

 ミュージシャンを目指す若者「ピヨ彦」くんが、変なプロダクションに騙され、「ジャガージュン市」氏率いる「ふえ科」に入れられてしまいます。

ここまでは原作と一緒です。

ところが、映画ではふえ科のせいでプロダクションは大赤字。(なんで?)

数千万の賠償金を払えないと、ふえ科は廃止されてしまいます!

そこでジャガー氏は、起死回生のアイデアを思いつきます!

国宝級のふえ、「ルイ14世のながっぱな」(数十億円)を、博物館の特別展示の際に盗み出して闇ルートで売る。

当然ピヨ彦くんは断固拒否しますが、「地獄まで追いかけて嫌がらせをする」とジャガー氏に脅され、しぶしぶ着いていくことに。


もうなんか書くのめんどくさくなったのでダイジェストでいいですか?


なんか強盗作戦が他の強盗とドッキングしてしまって、稚拙だった計画がその場の騒動に流されてなんか成功してしまう。

なぜかふえ科はそのまま奪えた国宝を担保にジャガーの高級車を購入。

ナンパする。失敗。

「ルイ14世のながっぱな」の所有者(マフィア)が血眼になって探す。

ヒャッハァ....コイツ..コロしちゃっていいんすかァ....?(ナイフペロリ)をする有吉がピヨ彦とジャガーを探す。

ジャガー、車と後部座席に置いておいた「ルイ14世のながっぱな」を盗まれる。(有吉に)

ピヨ彦とジャガーは一文無し。
そのマフィアの館(と知らず)にアルバイトの面接に来る。


なんやかんやあって、戦闘。

ダンスをしたので、勝利。

マフィアを壊滅させたので、国宝はふえ科のものに!!

賠償金も返せて、ふえ科は存続。
よかったね!

最初は笛を吹きたがらなかったピヨ彦も、
ジャガーの勇姿を目の当たりにして

「これが僕の求めていたロックなのかも!」

と、ジャガーに着いていくことを決意。

最後に、
「ジャガーさんって、笛吹けるの?」
とピヨ彦。

「ん? お、おぉ うん、吹けるさ」
とジャガーが笛を構えたところで暗転。

終劇。


なんだったんか

まずこういう物語で、こち亀やゾロリ的な
「お宝をゲットした!でもなんやかんやあって失っちゃった!夢は夢のままだったなぁトホホ.....」

てならないことあるんだ。

でも、ストーリーを自分で書き出してみたら
かなりピューと吹く!ジャガーではあるんじゃないか? と思った。

なんか...映画で見せられたからアレだけど...


うん....


...あれ?


ちょ、
ちょっと待ってね....


私が描きました。

こうじゃないですか?

これが映画の最後に来たら完璧だったのでは?

だってこの映画のしょーもなさって、
ジャガージュン市が描く漫画とか映像
通ずるものがあるんですよね。

異様なまでの笛崇拝....
ご都合展開.....
他人が基本的に不幸....
ジャガーがイケメン....

そして
ピヨ彦が笛大好き.....

あ〜。

完全に理解しました。

↑のシーンがうすた京介の作画で最後に出てきたら☆3の上位に位置します。


でもそうじゃなかったので☆1.4です。


もしなんか当時のジャンプとかで
「この映画はジャガージュン市の意図の元で作られたものである」という体裁が取られていたらぜひ教えてください。

土下座してFilmarksを修正いたします。

ありがとうございました。


ちなみに好きだったシーンは、

・ハマー(小木)が(絶対にアドリブであろう)ジャガーに言い訳をするシーンで、ジャガーの要潤が思わずニヤけてしまっているところ

・高幡不動くんが映画では存在してないのにふえ科の壁に原作の「そういえばふえ科にいる高幡不動ってどんな人だったっけ? こんな感じだっけ....」と遊んでいた回のラクガキがあったところ

です。

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