見出し画像

10月14日(水)午後3時、僕が二郎系ラーメンを食べた理由。

その日、僕は彼女と17時に待ち合わせをしていた。

それ故、二郎系ラーメン(ラーメン大 池袋店)なんか食べてはあまりの脂に腹を壊すのは分かっているので普通は待ち合わせ前に食すことはない。

前提として、僕の好きな食べ物は中華やネパール料理をはじめとするエスニック料理や様々な形態のカレーと甘いものである。

画像1


知っている人もいるだろうが池袋はそのような料理を提供する店の宝庫である。池袋駅の西〜北口にかけてはややチャイナタウンの様相を呈しており、いわゆる町中華から中国人向けの中華料理店、24時間営業の中華料理店、また中華料理の食材のマーケットのそばにはフードコートまである。街はずれにはレバノン・シリア料理を提供しているパルミラという店もある。

西口には親しみやすいところではターリー屋やグレートインディアのようなインドカレー屋がある。その他トルコ料理屋が数件、そのほかベトナム、マレーシア、タイ、台湾などの料理店が存在し、他にも独特なカレーを提供する火星カレーや、カレーうどんひかり、キッチンABCの黒いカレーなど一口には紹介しきれないほどの店がある。

画像2

さて、そんな環境である西口でなぜ僕が待ち合わせ前に二郎系ラーメンなんぞ(変わらず美味しかった)を口にしてしまったのか。その答えは僕が池袋に着いた時間にある。

僕が池袋に着いたのは午後3時であった。

午後3時と言って、伝わるだろうか?そう

ランチタイムの終わりの時間である。(c.v.若本規夫)

定食屋以外の多くの飲食店はランチメニューを設定し、お得なセットを提供している。或いは、昼の3時まで営業し、昼休みの時間をとって夜の営業を始めることが多い。

つまり、僕の大好きな蘭々も火星カレーもトルコアズも15時には営業していないのである。

そこで候補に上がるのは定食屋か麺屋である。油そばもあるがほとんどが麺で炭水化物しか食べないのかとモチベが上がらず、しかも並盛ですら若干値が張るし、ボリュームも気持ち少ない。美味しくて好きだが。

家系ラーメンはチェーン臭いところがなんとなく気に入らないし、麺が中途半端な太さで、チャーシューもちょっとしかないし、トッピングするとすぐ1000円越える。何なのか。あと若干パンチが足りない。ご飯とラーメンを共に食べる習慣もない。

ファストフードは論外。食べる習慣がない。

そこで名乗りをあげるのがラーメン大である。立教通り入口のすぐそば。カレーは飲み物。と蘭々のあいだ。
ラーメン並(720円)を普段注文する。麺はガシガシ食べると言うのが正しいであろう極太麺。そこにトロトロのチャーシューとヤサイ(ゆで)、それから背脂が盛られる。スープは乳化しておらず若干透明でしつこすぎない。トッピングは無料のヤサイアブラマシ。流石にニンニクは抜きである。

そういう訳で値段に比べてどの店より結局満足度が高くて吸い込まれてしまった結果、待ち合わせ前にも関わらず二郎系ラーメンを口にしてしまったのである。久々で美味しかった。

食後はドリコでアイスコーヒーをジョッキに注いでもらい本を読んでいた。ちなみに最近はミルク、シロップの順に注いでジョッキの模様が変わるのを楽しむのがマイブームである。

画像3

数時間後腹を下したのは言うまでもない。体は大切に。

ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

100円でちょっとしたコーヒーが飲めます。