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魂の目覚めまで、あと842日 氣の威力③

心身統一合氣道、藤平光一氏の著書「氣の威力」を読み返しています。

この本の中で、藤平光一氏は「心身一如」について述べられており、それがとても心に刺さりました。「心身一如」とは、物事に一心に集中しているさまを言います。

本の中に次のような記載があります。

何かをするときには、そのことに心を向けてからはじめるようにしなければならない。新聞を見ながら食事をしたり、音楽を聞きながら勉強をしたり、心と体をバラバラに使っていては最高の能力を発揮することは不可能だ。

藤平光一氏著書「氣の威力」より

最近ではマルチタスクであったり、ながら作業で、時短することが善しとされる風潮ですが、ひとつのことに心と体を向けて、統一体を作ることが大事なのだと思います。私はいつも歯磨きをながらネットを見たりするのですが、この話を聞いてから、歯磨きするときは、そのことだけに集中するようにしています。

また、本の中では下記の記載があります。

母親は小学校へ子どもを送り出すとき、必ず大きな声で「行ってまいります」と子どもに言わせたほうがいい。それだけで子どもは学校へ行くという意識が明瞭になり、心が前へ向くようになって、危険を防止できる。

藤平光一氏著書「氣の威力」より

最近は子ども関係の痛ましい事件や事故も多い中、心と体がひとつになっている子どもはそうした事故に巻き込まれにくくなるのかもしれません。

「歩く」という動作ひとつとっても、覚醒のための修行になります。歩くときは心を前に向けて、「歩く」ということに集中したいと思います。

2025年2月3日まで、あと842日

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