「読書しててヨイバー」シーズン2について

まずは、10月ぐらいから「読書しててヨイバー」「紅茶飲んで読書しててよいCAFE」ないし僕の開催したバーにお越しくださった皆様、ありがとうございました。
皆さんに支えられて、お陰様で紅茶淹れてニコニコしていられています。
茶葉や他のおもしろグッズ、あるいは別の所に顔を出したときの土産話などにいつも刺激を受けています。前来たときの話の続きなんか聞けたときなんか特に楽しいです。皆さんの顔を思い浮かべながら街を出歩くだけでおいしい茶葉に出会い、メニューがふくらみ、メニュー精査で脳をバーストさせたりエデン横浜さんの会計処理をバーストさせたりしております。

いつもめんどくさいことしてごめんなさい。もっとやる。

まあそんなわけで半年走らせてもらいました。反省っていう反省は……まあたくさんあるんですけど……それはそれとしてやりたいことが膨らんで来たので、ここらで再定義と拡大解釈をしようかと思うのです。
なんとなくイメージはあるのですが、言葉にするとダラダラ長くなりました。よろしければお付き合いください。文章読みたくない人は、目次から「さいごに」だけ読んでください。いつでも大事なことを書いてます。

「ヨイ」ってなんだっけ

以前の定義はこちら。
2割ぐらいの人が本読んでて、喋るテンションだったり、一人でいるテンションだったりを切り替えている印象です。ヨイね。
常連になるとみんなしゃべる。ヨイよ。

「読書会」でも「紅茶会」でもなく「ヨイ」と名付けたのは、読書と紅茶とごはんを言い訳に皆さんがいい感じに距離感をあれしてほしかったんですね。その結果は皆さんの思い出のなかにあるとおりです。(あくまでぼくはフィードバック受ける側ですので……)

僕は一概にお客さん全員が全員と仲良くしてほしい、などとは思っていません。合わない人は、合わない!僕だって合わない人は結構いる!
でもきっと、合わない人との付き合い方がわかると、心と体力の余裕ができたり、学びの余地が生まれたり、ごくまれに意外と合わなくもなかったり、すると思うのです。
自分の身体感覚に大いに依存するからむつかしいのですが、「ひとりでいること」と「みんなでいること」を混ぜ合わせるといい感じになるなあ、というのは一年近くの検証の結果わかってきております。これを僕は「ヨイ」と表現してます。

あとはまあ、ぷろおご界隈の三ツ星スラムのオフ会としての立ち位置を考えてたんだけど、スラム民元気だからお近くのエデンでだいたいワーキャーしてるんですよね。だから無理にスラムのていを保ってる必要がなくなりました。

何を広げるの

今までの「ヨイ」は「本で一人でいる時間をつくれる」と「紅茶とご飯でみんなでいる時間をつくれる」を混ぜ合わせることで演出していました。

ですが、なんとなくみんな仲良くなってきて、「距離感分かったからみんなでいて楽しい!」になってきたんですね。それはとても嬉しいことなのですが、同時に「ヨイ」が作りづらくなってきているのです。

なので、「ヨイ」をよそからもらってくる必要があります。そのために、読書に頼らずに「ヨイ」を定義する必要があります。

で、「読書」を持ち出していたのは、それぞれある「心理的安全性」「垣根」を見える化したいなー、崩れるときは崩せて、作るときは作りたいなー、というものでした。
じゃあ垣根があって、あとはいつか崩せるときが来たときに崩せるように仕掛けを打ち続ければなんとかなると。

つまり「ヨイバー」は可能な限り界隈色を薄め(あるいは混濁させ)、最初はしっかりと自分を大事にし、そこから繋がりを得られるようにする所だと言えます。

よその界隈の流入を一回強めて、僕が繋がりを作って、そこから「ヨイバー」に流すと「ヨイ」が発生するんですね。たぶん。

つまりなにするの

あんまりエデンで見ない界隈の、「ヨイバー」ではないイベントを打ちます

僕は紅茶淹れてニコニコしてる人ですが、同時にシステム開発をしてたり、chatGPT触ってキャッキャしてたり、ストレングスファインダーとか言う謎のたっかい性格診断を使ってキャッキャしています。これをうまく活かしたい。

例えばですけど、ストレングスファインダー取ってみたり、布教活動してる人、実は結構いるんですよ。でも、読み方が分からなかったり、読んでくれる人捕まえると高かったり、なんか思ってたより硬派で本格的なコース紹介されたりしてつらい!とか、逆にそんな感じでなかなか魅力が伝えられない!って人が多い印象です。

だから、ネットワークを広げたほうがお互いいいんですよ。相性良さそうな人を紹介し合ったり、資質の理解が深まったりする機会をつくれると後々メリットになる。

なんでまあ、あんまり学派の息がかかってない僕が混ぜっ返すと面白いんじゃないかと。

紅茶は相変わらずあるし、ご飯も多分大雑把に作れてそこそこちゃんとおいしいやつなら用意できるので、それ目的でも大歓迎。

直接的に数撃ちゃ当たる戦法で営業活動する人はチョット自粛してもらいつつ、ゆるく仲良くなって、ね。

そんな感じのことを、chatGPTとか、紅茶とか、他にもなんか時流見つつ僕が楽しめる範囲でやりたい。僕がニコニコしてなきゃ話が始まらないので、そこはバランスを見ます。

「ヨイバー」も定期的にやります(頻度は減ります)

かといって、今までやってたような、さちこさんやあやさんなどを召喚してひたすらうまいうまいする会はなくするわけではありません。僕は界隈を作りたいんじゃなくて、混ぜっ返して垣根を作ったり崩したりしてなんかいい感じにしたいので、混ぜ合わせる場としての「ヨイバー」はちょくちょくやります。2〜3ヶ月に一回ぐらい。

うまくいけば今まで見ない顔が増えると思います。無理に仲良くしなくていいので、喧嘩せずいい感じにやってください。みんなならできる。

出し物もいろいろ変えます。今はあやさんとさちこさんに協力仰いでますが、他にもなんか「イベント打つほどじゃないんだけど人に出してみたい」ものとかあればぜひ売り込みに来てください。材料費や手間賃等お支払いしますので。飲み物出してもいいぞ。パスタ無限に茹でるのも楽しそうなんだ。

退屈してるあなたにもやらせる

今回ここまで頭の中吐き出してるのにも理由があって、この構造って理論上僕じゃなくても作れると思ってるんですよ。特性とかやりたいことと違う人の方が多いとは思うんですが。

でもなんか表に立ちたいような立ちたくないような感じの、暇な人がチャレンジしてみるにはいいネタなんじゃないかと自負してます。

あなたの好きな界隈を、あつめて、混ぜっ返して、他のイベントごと(エデンに限らず)に巻き込む。すると、なんかいろいろあって、楽しいことになる!これはイベンターになると直接的にできるし、そうでなくても草の根でやれなくもない。元気なときに、余った分だけやっていきましょう。

最後に

幸か不幸か、世界は思っていた以上に多様性に溢れており、そして理解できる範疇を超えて加速しています。だからよくわからない理由で元気になったりしんどくなったりします。僕もよくわかんない理由で毎月バーやってしまった。

世界に押し流される状況、感覚というのもきっとあります。そういうときは、まずは自分が生き残り、快適な状況を作るのが最優先です。

だから今書いたようなことを、自分がニコニコできないときにやるのはやめましょう。あなたがつらいのが僕にとってもつらいから。
一人になったり、信頼できる友達と一緒にいたり、あとは気が向いたら紅茶飲みに来てください。紅茶淹れてる分には僕はニコニコしてるので。

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