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空間と、「真実」概念と、ともだちの話。 今週のよしなしごと 2023/1/15

イベント大盛況でした


1/14紅茶淹れてました。お越しくださったみなさんありがとうございました。

集計が間違えてなければ25名来ていただいたらしいです。紅茶も56杯出ました。すごい!過去最高です。

嗜好品天国界隈からtwitterの導きでやってきた方と、その方の友達でエデンに来たことないけど来てみた方とかいて、わあ、広がりってすごい!ってなりました。
RTとか口コミとかしてくださった方いたら本当にありがとうございます。

忙しい合間を縫って顔見せてくれる方もいて大変ありがたいです。

お客さんにも色々とお手伝いいただいてありがとうございました。手が回ってないところあれば次回がんばります。

店長のきりさん、最高のシフォンケーキと最高の看板を仕上げてくれたあやさん、そしてフードの注文を無限にさばいてくれたちゃんべさん、本当にありがとうございました。

クオリティエグない?

でも何よりも、来てくださったみなさんが作り上げた空間なのだというのは強調させてください。みなさんが楽しもうとしてくださったから、楽しかったんです。ぼく紅茶淹れてニコニコしてただけだし……
でも、僕が紅茶淹れることで、みなさんが少しでも楽しい気分になるなら、やっていきます。

イベントの話しついでに宣伝3つ。
1/30(月)に「あいまいな紅茶研究所」やります。(おりえさんの許可取って名前パクった)
普段フレーバーティばっか飲んでて茶葉のことがわからんので、ブラックティー(フレーバーついてないやつ)をひたすら飲みくらべて遊ぼう!ってやつです。

2/12(日)にもバーやります。タイトル考え中ですが、中身は今回とだいたい同じです。おりえさんとあやさんとさちこさんがいるのでなんかすごいことになる。

そして3/19(日)は僕の30歳の誕生日です。祝ってもらえれば嬉しいし、別に……って感じでも紅茶たくさん淹れさせてもらえれば、もうそれが誕生日プレゼントみたいなもんなのでよろしくお願いします。あとさちこさんのご飯目的でも。

とりあえずどの日も、無理ない範囲で予定開けてもらえたらうれしいなあ


ここからは、ぼんやり考えてたことをぼんやり書きます

「真実」というものの話

「これが世界の真実だ!」ってことを書くつもりはないのだけど。真実ってやつは面白い言葉だなと思っている。

見知った物事には、必ず伝達元のバイアスがかかっている。直接五感で触れたものでも、面白いことに気にしてないことは気にできない。

しかも見知ったことも、AIが自動生成した「それっぽいけどなんかへんなこと」で埋め尽くされるかもしれない。それは、そう。現代はアクセスしようと思えば皆が同じ捉え方ができるように出来ていて、それがフェイクまみれになっている。

だけど同時に、「それっぽいし正しいこと」って過去どれだけあっただろうか。
例えば江戸時代だと伝聞の速度は今より遅い。だからこそ、世にAIなるフェイクが世にはびこることはないし、仮に出現してたとしてもそれが一つ伝播するのに一週間程度かかる。AIによるフェイクが社会に与える影響は少ない。
でも伝聞の速度が遅いからこそ、個々人の考えることというのはそもそもの情報量が少ないので、蝦夷に住む人と相模に住む人と薩摩に住む人で世界が結構異なって見えるはずだ。
そうなれば、相模の人からしてみれば蝦夷の話なんてのはフィクションでしかない。それが事実か否かなんて、自分の足で行くまでわからない。でもそこまでしたいこともそんなにないかもしれない。

だから、何も変わらないのだ。人はどこまで行っても捉えたいものしか捉えられない。

ましてや、捉えたいものを自分で作れるとなったら、ねえ?

フェイクとご飯の話

VR技術の延長線として、触覚をエミュレートするというのができるのじゃないかと思っている。存在しないものの手触りを感じる。switchのコントローラーとかでちょっと片鱗がある、あれ。
触覚は物理的な刺激がメインなので、ハックの仕方はいくらでもある。手袋で刺激内容の入出力とかできると思う。

でだ。それをつけてVR世界に突入すれば、視覚と聴覚と触覚がジャックできるわけだ。
それってもう、現実でしかできないことってご飯食べるぐらいしかないんじゃないか?

目で見るもの、耳で聴くもの、触るもの、触れられることが全部データ化されたら、それらは全部イミテーションでいい。

話を聞いてくれる友達はVRのネットショップに一ついくらで売っている。それを買ってVR世界に飛び込めば、そこには裏側でchatGPTが回っている優しい友達がいる。リアルのわかってくれないやつなんかいなくたっていい。

ナデナデオプションも買えば、いつでも撫でられたいときにデバイスをつけて撫でられることができる。

人の体の体温は無理でも、ゴツさや柔らかさを再現したbotを買ってしまえば好きに摂取できる。それこそFANZAやDLsiteにアクセスするみたいに。ちょうどいいサイズ感もパラメータ調整すれば簡単。

こんな世界が当たり前になる、と僕は思っている。しかし、友達が買える時代に、生きたいと思える理由があるとしたらそれはなぜだろう。

僕にはごはんぐらいしか思いつかなかった。嗅覚はフェイクではない。(追記:人工的な味覚の研究も進んでるらしい、なるほどな)
そして、(リモートかもしれないけど)リアルに存在する人と共有できる。この感覚は少なくとも一次情報である。本当にそれだけのことなのだけど、それぐらいしか他人と重なり合って心地いいことがないんじゃないか。

実は僕が紅茶と食べ物しか打ち出さないのはそういうのがあったりするのだ。

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