~現実は、あなたの本心を知るためにある~
私のリーディングモニターを受けられた方へ、あなただけの「オリジナルストーリー」を紡ぎます。
今回のストーリーは、「現実は、あなたの本心を知るためにある」ということを、改めて私に教えて下さった方の、お話です。
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚
Mさんのお好きな漫画は、「女王の花」。
(以下、戦乱の世を、逆境に立ち向かいながら強く生きようとする主人公の亜姫『アキ』と、自らの欲に忠実に生きる亜姫の宿敵、土妃『ドヒ』を参考にします)
今回私は、漫画が面白くて気付くと度々読みふけってしまったこと、そして、Mさん情報の最初の取っ掛りとして、亜姫と土妃のどちらに糸口があるのかを探ることが、とても難しく苦労したところでもあります。
しかしリーディングを進めて行く上で、途中から私の中に、胸辺りがキュウと締め付けられるような、どこか苦しくも切なくもあり、なにか喉から手が出るほど欲しいものがあるのに、それを手に出来ない悔しさを必死で抑え込むかのような、そんな感覚があることが分かりました。
それと同時に終始見えていたのは、とてもか細く今にも消えてしまいそうな、悲しそうな薄グレー色の陰りと、その中で肩を小刻みに震わせながら、泣いている女性の姿。
彼女は、何か自分の言いたいことがあるのに、伝えたい思いがあるのに、それを必死で我慢しているような、そんな様子が見受けられました。
"本当の気持ちを言えない
欲しいものを欲しいと言えない”
そんな声と共に見えたのは、どこか、人との対立、争い事を避けるために、自分の本当の思いを押し殺して、自分の置かれた状況や立場、周囲の反応などを優先させて、現状を「なんとか」やり過ごそうとするMさんの様子。
"立ち向かう勇気がない
人に恨まれる勇気も、人を恨む勇気もない
結局自分を抑え込むしかない
いっそのこと土妃みたいに、自分の事しか考えられなくなったらいいのにって
そしたら、楽になれるのにって"
それが私の内側から出てきたとき、「ああ、だからMさんは、亜姫の事が羨ましかったんだ」って、私、思ったんです。
亜姫のように、自分がどんなに不幸な境遇に見舞われようとも、ただ己の目的を果たしたい一心で、逆境にもめけずに立ち向かっていく、自分の思いにひたすら真っ直ぐな、その「強さ」が。
そこまで私が腑に落ちた時、唐突に自分の中から出てきたのは、「強くなろうとしなくていい」という言葉でした。
「いや、立ち向かって行かなくて、いい」って。
Mさんは、時として自分の本当の思いを押し殺してまで、周囲の期待に報いようとする亜姫の強さに憧れる反面、どこかそれが許せなくもあるんじゃないか…
そして本当は、現実に抗ってでも、自分の欲しいものを手に入れてみたかったんじゃないか…
そんな私の思いと共に、Mさんへお贈りしたメッセージです。
そして、Mさんから頂いたご感想です。
ここからは漫画の話を一切抜きにして、Mさんのリーディングから私が学んだ事です。
改めて、自分に起こる「現実」は、「どうにかしなきゃ、何とかしないと」と、立ち向かうものでも、抵抗するものでも、また、「自分じゃ、どうしようも出来ない」と諦めるものでも、一切無いんだ、ということ。
なぜなら、私がここ最近、本当に何度も何度も再確認させられる、「外側に、答えは無い」からこそ、自分の目の前に起こる現実は、自分が作ってるという事が、改めて分かるから。(自分に原因がある)
だからこそ、どんなに周囲を変えよう変えようと躍起になっても意味は無い、だったら、自分の中から答えを見つけて、それを選ぶしかない、自分が変わる事しか、無いんだって。
そしてそれらの事を、経験から学んだ時、やっと本当の意味で、自分の内側に意識が向けられるようになるんだって。 (否応なしに、向けたくなる)
そしてその時こそ、「ああ、私、本当は◯◯したかった」んだって…
私こそまだまだ学び途中の身で、経験から腑に落とす事もままならないのが現状ではありますが、今回の事からMさんに改めてお伝えしたいのは、どうかご自身の現状に諦める事無く、ご自身の内側に意識を向けて、「感情」に向き合って、そして目の前の現実から、Mさんの「本心を見つける」勇気、それを「選ぶ」勇気を、身に付けられていって欲しいと思います。
そして、深い学びの場を頂き、本当に、ありがとうございました!!
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚
最後に、今回の漫画から、私が一番印象深かった言葉をお借りして…
せんねんのはな
せんねんのはな
"いつかあなたの望みが かないますように―”
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?