低栄養はあかん事だらけ介護のエンタメスマちゃんTV

2021年2月23日 11:14

おはようございます。今日は令和3年2月23日(火)国民の祝日・天皇誕生日でございます。天皇誕生日は1948年(昭和23年)に制定されました。制定当初の昭和天皇の誕生日は4月29日、平成時代の上皇・昭仁様の誕生日は12月23日でした。

国民の祝日天皇誕生日

そして、令和の今上天皇・徳仁様は1960年の2月23日4時15分に宮内庁病院でお生まれになったそうです。即位された2年前(平成31年/令和元年)は令和が5月1日から始まった為、制定以来初めて天皇誕生日の無い年になりました。

ちなみに昭和天皇の誕生日の4月29日は昭和の日、大正天皇の誕生日の11月3日は文化の日と今でも祝日になっております。

毎日のご飯が美味しく食べられなくなるって事考えた事ありますか？食べられなく理由は色々あるのですが、食べられなくなるととても大変な事になるというお話。このブログでは、摂食・嚥下と口腔ケアについてお話しましたが、今日は第3弾として低栄養について書きたいと思います。今日も宜しくお願いします。

低栄養とは、読んで字のごとくですが栄養が低い状態、では栄養とは何かと言うと、身体を動かすためのエネルギーや身体の組織を作るタンパク質等を指します。これらの栄養が不足すると様々なトラブルが起きる事になります。

低栄養になると、体重が減る、筋力が落ちる、元気が無くなる、免疫力が下がるため感染症にかかりやすくなり治りにくくなる、傷や火傷などの外傷が治りにくくなる、褥瘡になりやすい、浮腫みやすくなる等をあげたらきりが無く、さらに低栄養になると食欲が無くなるので悪循環でますます低栄養になるのです。

低栄養の最もたる原因は、繰り返しになりますが、摂食・嚥下障害や、虫歯等の口腔機能の問題等の身体的側面。高齢者がパンを好んで食べる方をよく見られると思いますが、自分で買いに行くとパンは軽くて運びやすいという理由で主食をパンにされているケースもあったそうです。

身体的側面以外にも、金銭的に苦しくて食べれなかったり、近くにスーパーが無いために軽くて長持ちをする物を買い貯めるなどの社会的側面に、身近な人やペットを無くしたり、孤独感から食欲がわかなくなる、心理的側面があります。

低栄養を見抜くには、BMI測定が1番わかり易いです。BMIは体格指数と言って、体重［kg］÷(身長［m］×身長［m］)で出る値が、20以下だと低栄養の可能性があります。また、１ヶ月で３％以上減少した場合も低栄養が始まっている可能性があります。

数値以外にも、お年寄りの一人暮らしや、お年寄り夫婦だけの生活、下痢などをしやすくて食事をすぐに控えてしまう人等は低栄養に陥りやすく、また太っているからと言って栄養が取れているとは限りません。介護職の我々は普段の声掛けで食生活を知って、低栄養になる可能性を見抜かなければなりません。

如何だったでしょうか？低栄養を改善するには、三食をバランスよく摂って頂くのが1番なのですが、高カロリーの栄養食などもありますので、栄養士や言語聴覚士(ST)等の詳しい方に相談して栄養を摂取する方法をまず考え、色々試してその人に合った方法を探すのが低栄養から脱却する1番の近道です。

今日はこんな所で、今から実務者研修の最終日に行って参ります。いつもは名古屋駅に行ってたのですが、日程の都合上、岐阜駅に向かう電車の中でこれを書いています。介護のエンタメスマちゃんTVは今週も金曜日に新作を配信しますのでどうかお楽しみに。それまでは過去の配信をご覧下さい。

それでは皆様
今日も笑顔で行ってらっしゃい！

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