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雷雨が残したものは創造と破壊~空気でパンを作る男ー介護のエンタメ スマちゃんTV

こんにちは、今日は令和3年3月13日(土)でございます。朝から酷い雷雨で近くに雷が落ちたのか、家が揺れてました。雷といえば、雷はお米作りに欠かせないのはご存知でしょうか?空気中に80%も含まれている窒素は、電気を流すことによって窒素酸化物になります。その窒素酸化物が肥料となって、稲の育成に役立ったと言われています。雨に田で雷と書いたり、稲の妻と書いて稲妻と言われるのはその為です。

ハーバーボッシュ法

稲作に雷が必要だと言っていたのは大昔の話で、いつ来るか分からない雷に収穫を左右され、人口増加も手伝って食糧難に悩んでいた人類は、ついに空気中の窒素からアンモニアを人工的に作りだす事に成功し、それらを肥料にすることによって食料に困る事が無くなりました。それがハーバーボッシュ法です。

空気からパンを作った男

このハーバーボッシュ法を考えた人は、ドイツのハーバーさんとボッシュさんのお2人で、人工アンモニアの製法もその2人の名前を付けハーバーボッシュ法と名付けられました。このハーバーボッシュ法のお陰で、小麦の収穫量が爆上がりした為、世界中の人は最初に製法を見つけたハーバーの事を”空気からパンを作った男”と称えました。

第1次世界大戦の主役

ハーバーボッシュ法は、火薬の原料となる硝酸の人口生産にも成功しました。硝石が無い国でも火薬を作れるようになり、その中心地だったドイツは産業が爆発的に進化し、世界第2位の経済大国まで押し上げました。この頃ハーバーはドイツ軍の毒ガスの製造にも携わっており、世界で人が1番人が亡くなったと言われるている第1次世界大戦はハーバーボッシュ法による兵器の進化が原因だったのかもしれません。

オッパウ大爆発

ハーバーボッシュ法で出来るは肥料は硝酸アンモニウムでした。当時の研究ではこの硝酸アンモニウムは爆発しないとされていたのですが、皮肉にもハーバーボッシュ法を一番最初に用いた、オッパウの工場が大爆発を起こしてしまい、その事により硝酸アンモニウムは火薬の原料になると判明したのでした。工場の従業員は大量の火薬と一緒に仕事していたということなんですね。

大気汚染の原因

人口爆発で地球の人口は16億人から60億人まで増えた、その緑の革命と言われる中心となったハーバーボッシュ法は、その60億人の食を支えました。その反面、肥料を作った時に一緒に生成された、反応性窒素は自動車の排ガスなどと同じ性質で、現在も続く大気汚染を巻き起こしましたのでした。そんな所で今日もご拝読ありがとうございました。

今回の新作は「すべらない話」

もう見られましたでしょうか?今回は「すべらない話」三本勝負でした。本当にすべって無いのかは見て確認してください。先程、スパに行って風呂上がりにマッサージチェアーでマッサージしながらこのブログを書こうと座ったら・・・手が使えませんでした。すべらんなぁ~

小宮拓郎出演「覚悟の瞬間」

もう、見て頂けましたでしょうか?スマちゃんチームリーダーの小宮拓郎が、スマイルケア理事長の小宮拓郎として出演されています。スマイルケア名古屋は、ご高齢の方の終の住処なるべく高齢者施設を、その人の希望も含めて文字通り”その人に合った”施設を無料でご紹介している会社です。そんな凄腕の施設相談員を率いる小宮拓郎は会社を経営しながらどんな事を考えているのか?それを垣間見ることが出来ます。是非ご覧下さい。

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それでは皆様
今日も笑顔で行ってらっしゃい

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