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もしも家族が認知症かな?って思ったらー介護のエンタメ スマちゃんTV

おはようございます。本日は令和3年4月5日(月)です。今日からスマイルケア名古屋でライティングのお仕事をお手伝いすることになりました。朝から出勤は久しぶりなのでとても楽しく通勤出来たと思います。電車で流れる景色を見ているときが一番脳が活性化します。1日に往復3時間の通勤をしてきた弊害ですが、電車に乗ると不思議と落ち着きます。

家族が認知症だったら

さて今日は、もしも家族が認知症かなって思ったらを書きたいと思います。2020年の65歳以上の高齢者有病率は16.7%、約602万人、6人に1人が認知症有病者になってります。つまり認知症はもう地域全体、国全体で考えなくてはならないテーマです。

認知症は早期対策が肝要

認知症かなと思ったら、早めに手を打つことが大事です。老化による物忘れは病気では無いのですが、その物忘れだと思った症状も本当に物忘れなのか認知症状なのか吟味する必要があります。例えば言葉を忘れる漢字を忘れる、メガネをどこに置いたか忘れるこれはまぁ誰にでもあると思います。ただトイレの位置が急に分からない・・・これはどうでしょう?ここでは断定は出来ませんが、どちらにも取れます。こうなるともう1つくらい同程度の「あれっ?」があるとより真実味が増します。

認知症は身近な症例

高齢者の6人に1人ですよ。自分の身近な人がなっても全然おかしく無いんです。だからこそ家は大丈夫って言う見て見ぬふりをまずは無くし、今のうちにちゃんと向き合ってください。認知症でも穏やかにニコニコしながら毎日を過ごしてる方は沢山いらっしゃいます。それには周りの理解があればよりそこに近づていくはずです。

根拠は無いんです

急激な環境の変化や、知らない人に会うストレスは認知症を悪化させる恐れがあります。また家族の嫌な顔や、同じ事を何回もいう指摘なども同様、認知症になりつつある方は自分が認知症になっているというのを徐々に自覚して行きますので急激に周りに知らされると拒否反応が起きます。現実逃避などはそのまま認知症を促進させてしまいます。周りは一切焦らずに、いつのように接してください。これをやったら必ず良くなるかと言ってらそんな事は無いですが、中核症状が軽くなる可能性が大いにあります。

認知症を理解して下さい

まずは情報収集から、相談できるところを検索します、医療機関や近くの地域包括支援センターやいきいき支援センターなどをピックアップします。介護に携わっている人がいたら聞いてみるのもいいです。介護には予防という概念もありますので、相談に行くことは何も恥ずかしいことではありません。介護をする方法は多種多様です。まずは知ることから始めてください。

次に日常の違和感を記録します

相談先がわかったら、なぜ認知症かなと思うのか、日常との相違を収集してください。そのような事象が起こる前に、何か家族の中で急激な変化があった場合はそれも記録してください。それらは相談するときの材料になりますので、細かければ細かいほど役に立ちます。

認知症とは

認知症は様々な理由で脳の神経細胞が破壊、減少し理解する力や判断する力が減少して行き日常生活に支障をきたす病気ですが、進行の速さや中核症状に自傷行為や暴力・暴言が伴うのは、普段の接し方や生活様式が大きく関係しています(医学的根拠は無いので一概には言えません。)

やってはいけない事

認知症の方に一番やっては行けないことは「否定すること」と「制限すること」です。それらは中核症状を促進させて行きます。認知症を個性だと捉える活動をされている方もいらっしゃいますが、それを理解できるのはもっと認知症の理解を深めてからです。

つまり

如何だったでしょうか、認知症はうまく付き合っていける場合もありますが、そうで無い場合もあります。家族のことだからと、ご家族だけで抱え込むのには限界があります。認知症の特効薬が開発されるのはもっともっと先の話で、正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫で脳を圧迫していた事が原因による認知症以外は、一時的に軽減することはあっても完全に治ることはありません。つまりこの先ずっと付き合ってかなきゃ行けないのですから、ご家族の介護に対するストレスもそのまま続きますので、1番に考えるのはどうやったらそれらを軽減できるかです。そんな所で今日もご拝読ありがとうございました。

理事長 小宮拓郎氏に密着

3月31日にマガジンサミットにて、小宮拓郎氏が「覚悟の瞬間」に出演した事が取り上げられました。その記事が色々なサイトに取り上げられていますので是非ともご確認ください。

マガジンサミット

それでは皆様
今日も笑顔で行ってらっしゃい!

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