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ふと考えてしまうこと〜潰瘍性大腸炎録〜

潰瘍性大腸炎と診断されてから18年目になります。
長かったような気もするけど、今思い出すと、
同じことの繰り返しの18年間だったように思います。

診断された時は、大学卒業して採用された会社に勤めていて、全然楽しくなくて、クレーム処理ばっかりでストレスだらけだった。

そこから、その会社を辞めて、自分の好きな事を仕事にしたら楽しいんじゃないかと、
お菓子を作る仕事をするために、社会人お菓子学校に週1度通って、一歩踏み出せるまで約2年かかって。

その後はずーっと、今まで13年間、ずーっと、
自分に合う仕事を探してる。
探しては合うかなぁと働いてみるけど、大腸が反応して無理だなぁと判断して辞める、
そして今度こそとまた探して働いてみては合わなくて辞める、
これの繰り返し。

とうとうこんな年になってしまった。

だから、18年間ってものすごく長いのに、
産まれてから成人するまでの期間と同じと思ったら、ものすごく長いのに、
あまり長かったなぁって思わない。
同じことをずーっと繰り返してきただけだから。

そして、また今、仕事を辞めて、
次はどうするか、すぐに次の仕事を決めないでよく考えたほうがいいと言われて、
毎日考えてるけど…

何をして生計を立てるかなぁ。

そして、40代も後半になると、ふと考えてしまう、
このまま元気であと何年働けるのだろう。
この大腸と共にどこまでいけるだろう。
私は、この社会にどんな事で貢献していけるのだろうか。

私に与えられた使命は何なんだろうか。
そろそろ気づいて動き出す時なんじゃないかなぁ。