「ジェネリック」について
ジェネリックとは
「ジェネリック」と言えば意味合いとして一般的に「ジェネリック医薬品」と同義語になっている。
新薬の特許が切れた後に、同じ有効成分を使用して別の会社が開発・販売を行う医療用医薬品で安価に提供できることもあり、政府では医療費の削減を目的にジェネリック医薬品の使用を推奨している。
ジェネリックインテリア
僕が昔少しハマっていたデザイナーズ家具の世界でも「ジェネリックインテリア(家具)」というものが存在する。
家具には名作や定番というものがあり、その世界では有名なアアルトだとかイームズ夫妻だとかバントン、ヤコブセン等々の一流デザイナーがデザインした家具が今でも継続して販売されている。
当然だがそれら正規品の販売価格はアホみたいに高い。「粗利どんだけ取ってんだよ!」という値段だ。例えばアルヴァ・アアルトがデザインしたスツールなんてホームセンターで1,000円位で売ってそうな見た目の椅子だけど、これ一脚で4〜5万するんだぜ。
ただ注意しなくてはいけないのは、インテリアオタクの人に「値段が高えよ」とか「そんな価値があるのか?」とか正直な感想を絶対に口にしてはいけない。
そんなことを言おうもんなら 美的センスの無い歴史を知らない貧乏人と思われるのは確実だ(定説)。これらデザイナー家具を芸術品と同様に捉えている人達のプライドを傷つけてはならない。100万円以上するデザイナーズ家具なんてゴロゴロあるけど、それを誇らしげに買った人に否定的なことを言うのは失礼だ。インテリアオタクはプライドが無駄に高い。
デザイナーズ家具に興味を持った僕だが、なんか現実的なモノに思えなくて徐々に興味は尽きていった。今でもその頃の知識があるので見るのは好きなんだけどね。
それでジェネリックの話に戻るのだけれど、デザイナーズインテリアの世界には「ジェネリック家具」「リプロダクト家具」というものが存在する。
意匠が切れた家具のデザインをそのままに作成販売されているもので、悪く言えば正規のコピー品。オリジナルと比較すると粗が目立つ造りの物も多い。
だが それらはオリジナル品とは比較にできないほど安価に販売されており、それらはデザイナーズ家具を安価手に入れたい人々に受け入れられている。
ただ注意しなくてはいけないのは、インテリアオタクの人に「ジェネリック家具を買った」などとは口が裂けても言ってはならない。
そんなことを言おうもんなら 美的センスの無い歴史を知らない貧乏人と思われるのは確実だ(定説)。
プリングルスの終焉。そしてジェネリックへ
いろいろと話が寄り道したが、最近のジェネリックの話。
昨今の物価高でモノの値段が上がるのはもちろん、食料品などは値段はそのままだがコッソリと内容量が減らされていたりと、笑えない世の中になりつつある。
「プリングルス」 お前もだ。
僕はプリングルスが好きだった。だった。もう過去形だ。どんどん小さくなりやがって。5/8チップか!
プリングルスに愛想が尽きたとは言え、あの食感を身体が求める。だが今更 よりを戻そうなんて言えないよ。
そんな悶々としたあの日に出会ってしまった。ドン・キホーテで君に。これは「ジェネリックプリングルス」だ。
150g入って179円。更に2個まとめて買えば1本あたり149円。安くてそこそこ美味い!
個人の好みの問題だが「ハニー&チーズ味」だけ飛び抜けて美味い。他の味はそれなりだ。ドン・キホーテに行くたびにに毎回8本ほどまとめて買っている。
何だよジェネリックも捨てたもんじゃないな。プリングルスが亜流になる日も近い…