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18✦指導力の低さ

今日取り上げられていたひとつの問題。
サッカー部の監督 選手に暴力

僕自身、その高校の別の運動部と契約している立場なので、特に身近に起こった問題だけに怒りすら覚えます。

一部では、学校長は映像証拠の隠滅に走るという始末。

言葉は悪いですが、ふざけるなと。

しかも、同校サッカー部のコーチ(副顧問)は、僕自身の高校のサッカー部の1学年上の先輩で、よく知った間柄。

校内でも試合会場でも、いつも会えば挨拶も交わすし、選手よりも声が大きく活発な熱い指導者です。

だからこそ、なぜ先輩(副顧問)や周りの人間が監督の暴力を止められなかったのか、すぐに問題を報告できなかったのかが本当に残念でなりません。

指導者として、選手に暴力を振るうということは、自分自身が上手く指導できない苛立ちを選手にぶつけているだけ。

自分の指導力の無さをさらけ出しているだけだと思います。

ここ数年特に、相撲、体操、アメフト、柔道、サッカーなどをはじめ、更には教育現場や家庭内でも社会的権力を持つ者からの暴力や虐待が問題視されている中で、今回の一件は、これから選手権を控えるチームはもちろん、県内外のサッカー関係者、その他スポーツ界への影響が大きすぎる問題となりました。

反響は一気に広まり、インターネットやSNS上では、加害・被害両者のプライバシーを晒し、有る事無い事痛烈に書く心無い投稿で溢れかえってますが、そんなことしても何のためにもなりません。

根強く残る暴力問題を根絶させるためにも、偽りの平和など作らず、間違っていることは間違っていると声を大にして訴え続けないといけません。

もちろん、声を上げることは勇気もいるし、そう簡単ではないことだとは思います。

しかし、後々取り返しのつかない事態に発展する前に行動に移さないといけません。

二度とこういう事件を起こさせないためにも、できることからやっていきたいと思います。