生きるのに、大切な呼吸

今回は呼吸の話です。 呼吸を変えれば体が変わり、不調が改善します。

日頃何気なく行っている呼吸です。空気を吸って吐いてを繰り返す呼吸はなくてはならないものです。
正しい呼吸ができていますか?猫背になっていませんか?浅い呼吸になっていませんか?ポッコリおなか?

ご存じの通り呼吸は、横隔膜・肋間筋・頸部や腹部の筋肉等の収縮と弛緩の運動により、空気が肺に入る出るを繰り返すわけです。この呼吸筋の動きに連動して脊柱や骨盤が動き骨盤底筋も動きます。

呼吸筋は、加齢や長年の生活習慣などによって、次第に衰えていきます。すると空気の出し入れする力が弱くなるため、浅くて早い呼吸になります。更に体幹や背骨を支える力も低下し、腹腔を支える筋も弱くなり、姿勢の歪みや猫背、内臓の下垂、ポッコリおなか、尿漏れ等を招きます。

これらを予防・改善する呼吸の方法
腹式深呼吸です。呼吸筋の動きを意識した呼吸をするのです。

具体的には
呼気:寝て膝を立て手を下腹に置き腹・下腹まで凹める気持ちで吐ききります。自然に口は少し尖り、顎は引き背中・腰・骨盤は曲がった格好の動きになります。
吸気:鼻から吸います。意識して鼻・喉・胸・腹・下腹へと空気を入れていきます。自然に頭は上がり、胸を張り両腕は広がり、骨盤も起きます。

この腹式深呼吸によって、肋間筋・脊柱周囲の筋・腹腔の筋・骨盤底筋が刺激連動され、それぞれが収縮弛緩の運動をします。すると体幹が整い、姿勢の改善・骨盤の安定・腹腔内圧の安定され、様々な不調の改善に効果があります。

ポイントは頑張ってやり過ぎない。体が動いて呼吸ができている。気持ちが良い呼吸だという感覚で行うことです。
10回位を目安にしてみて下さい。

※実はこんなにも大切な空気を私たちはタダで貰っているんです。有難いことです。時々は感謝して呼吸することが必要ですね。
また、こんなことも。生まれた時は呼気・なくなるときは吸気なんですね。

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