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いたわるべきは無口な相棒


どうも、
人以外を擬人化してばかりいたので
とうとう仕事中「物」に向かって
会話し始めた、おとぎの国のスコウスです。


今回はいたわるべき
「無口な相棒」についての話。


音声バージョンです ↓

1.   いい奴ほど無口



「相棒」と聞いて
思い出すのはどれですか?
「誰ですか?」ではありません。
「どれですか?」です。



人ではなく物です!


例えば
「スマホ」ですね。



もう肌身離さず持ち歩き
家でも常に手の届くところにあり、
寝る時も枕元にいる。


まさに「相棒」!
確かに相棒面してます。


他は?
皆さまにも
「これは相棒だ!」と言ってしまう
アイテムがございますでしょう!


私は「軍手」ですね。


仕事中に軍手は欠かせません。
軍手なしでダンボール箱を触ると
すぐに手が「痛い痛い」になりますので。


仕事中は常に軍手をしています。
トイレと何か食べる時とパソコンを
打つ時は外します。
でも急に必要になったら困るので常に
肌身離さず持ち歩いています。


「肌身離さず」がポイントですね。
「相棒」の領域は。


私と共に
何かを一緒にやってくれているのですから。


戦友とも言えますし、
自分の一部と思ってもらっても
構わないでしょう。


しかし
そんな相棒の領域に常に居るのに
私自身が相棒だと気付いてない場合が
あります。


これはバチが当たりますね。
さっそく見直してみましょう!


優しくて心強い奴ほど
無口ですから。
(モノは語らないぞスコウス!)



2.   相棒だったと気付けば労われる


今日、私は仕事に行く道中
焦りに焦りました。


乗っていたバイクのエンジンが
突然止まったからです。


原因がわかりません。
突然「プスン・・」とエンジンが
止まりました。


ガソリンはあります。
そんなに古いものでもありません。
まだ2年ほどの綺麗な状態です。


信号待ちだったので急いで
エンジンをかけ直しましたが、
「キュルキュル」というだけで
全然エンジンがかかる気配がありません。


しかたなく降りて歩いて押して
歩道に行き、セルボタンではなく
キックスタートします。


「カチャ・カチャ」というだけで
「ブルリン!」となりません。
愛しのブルリン。


最近はモノを擬人化しまくっているので
私はふと「バイクの気持ち」を考え始めました。


バイくん「おーい、最近全然洗車してくんないじゃん!
新しいからって洗車しないのは、子供だからって風呂に
入らないのと同じだと思いますよ。あー、さっぱりしたいなぁー」


スコウス「雨が降った後に綺麗なタオルで拭いてるじゃ
ありませんか、バイくんさん。」


バイくん「いやいや、【くん】の後に【さん】付けはおかしいけど。それより、タオルで拭くって言ったな!じゃあスコウスさん!あんたこれから風呂にもシャワーも浴びずに濡れた蒸しタオルのみで一生を送ってみてくださいよ。家の中に風呂があるのに!」


スコウス「なるほど!バイくん君。ではまずホースを買ってきますよ。
あと何が必要かな?洗剤とスポンジと・・」


バイくん「準備が出来るのにあと2万キロはかかるな」


そんなバイクの気持ちをボーッと考えてから
エンジンをかけたら、かかるという不思議。


会社には間に合いました!
明日、洗います!



3.   場面・場面にいる相棒


飲食店の厨房で働いていたことが
あります。


なにせ転職回数23回ですから。


厨房で料理をすると言えば
相棒はやはり・・・


「ゴミ箱」ですね!


鍋でも包丁でもまな板でも
ありません。


「ゴミ箱」です。これがないと
むいた皮も
切ったヘタも
空いた袋も
ぜーんぶ調理台の上に乗ったままです。
もしくは三角コーナーに。


そうなれば今度の相棒は
「三角コーナー」になります。
「ゴミ箱」の代理です。


調理中どれだけ「ゴミ箱」と一緒に
過ごしているか?


もっと寄せてくれ!
もっと近くにきてくれ!
僕のそばにおいで!


でも手はふさがっているので
足でこちらに寄せます。


失礼を承知で寄せているのです。
「ゴミ箱」を「相棒」を
尊敬する気持ちは無くしていません。


おっと、料理長が来ましたよ。


長「こら!スコウス!お前また皿うどんにウズラの卵を
乗っけてないじゃないか!バカモンが!どかーん!」


近くにあったゴミ箱を蹴る料理長の長さん。


スコウス「あー!私の相棒を!」


相棒は床に倒れ
口から玉ねぎのヘタを
吐いていました。


悲しすぎたので
退職しました。


このように!


色んなシーンで
そのシーンごとに「相棒」はいるのです!



ひげそりの時のカミソリも相棒
ご飯を食べる時のお箸も相棒
外を歩いている時の靴も相棒
イヤホンも相棒。



その時その時「やっていること」
に「相棒」がいた!



今書いているこの瞬間も
まさにパソコンと椅子は相棒!



椅子なんてまさに相棒そのもの!


私のお尻の匂いやら変なシミやらが
物語っている!



そんな
目に見えない相棒たち。
いや見えるけど見えてない
意識してない相棒たち。



そんな
見えない相棒たちに感謝する一日を🌈



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