見出し画像

引っ越しのタイミング!整理収納サービスを使うのは引っ越し前?引っ越し後?

このところ、お引っ越し前後の方からのお片付けサポート依頼が続いています。

「引っ越しのタイミングでお片付けサポートを頼むとしたら、引っ越しの前ですか?後ですか?」
というご質問をよくいただきます。

また、
「引っ越したままの段ボールがなかなか開かないので・・・」
と、引っ越し後1年以上経ったお宅からご依頼を受けることも。


新生活を快適にスタートするために、お金を払ってプロを頼むとしたら、どのタイミングがベストかというのは気になりますよね。

次の項目のうち、「自分たちでできるもの」「自分たちだけでは難しい(無理な)もの」に分けて、必要なタイミングでプロの力を有効活用してくださいね!

1.新居に持っていくモノを厳選する(引っ越し前)

実は私自身、新居への引っ越しは、第2子を妊娠中で悪阻の真っただ中。
当時、上の子を保育園に預けながら教員として勤務し、引っ越し時期も学期末の成績処理と重なっていたため、引っ越しの荷造りはほぼ夫が中心にやってくれました。

結果、元々モノはそんなに多くなかったとはいえ、「とりあえず」と詰めていったいくつかの段ボールは、引っ越し後もしばらく開かないまま。
育休中に、仕分け作業を行いました。

前の住まいで、要・不要を分けずに「とりあえず」詰めてしまうと、新居で仕分けするはめになるわけです。
もしくは、段ボールに詰めたまま何年も放置するなんていう事態になりかねません。
これでは、せっかくの新居の家賃・ローンを段ボールを置くスペースに払っているようなもの!
そのような状況は、できるだけ避けたいですよね。

新居には必要なモノだけを持っていく!
ことを目標に、引っ越しが決まったら、少しずつ整理をしていきます。

特に捨てるのが苦手な人は、引っ越しが決まる前から(日頃から)、整理収納を学んで、要・不要の判断の力をつけておくと良いでしょう。

新居に持ち込むモノが厳選されていれば、引っ越し代も安く済み、収納もしやすくなります。


2.新居の部屋の使い方を考える(引っ越し前)

次に、新居の各部屋の使い方を考えます。

各部屋のテーマ(役割)を決めるのです。
「○○をする場所」というように、その部屋で行う動作を書き出してみると良いでしょう。
必然的に、その場所に配置すべきものが決まってくるはずです。

画像1

もしも、部屋の使い方やモノの配置に迷ったら、家族の動線に合っているかという視点で考えてみましょう。

例えば、
・寝る⇒着替える⇒顔を洗う
・帰宅⇒手を洗う⇒宿題をする⇒おやつを食べる⇒時間割を揃える
・洗濯する⇒干す⇒取りこむ⇒畳む⇒しまう

といった一連の流れに無理はないか、動きをイメージして決めていきます。

大なり小なり、実際に暮らしながら修正する部分は出てきますが、事前にしっかりイメージしているのとしていないのとではだいぶ違いますね。

3.収納計画・家具のレイアウトを考える(引っ越し前・後)

部屋の使い方や各部屋に置きたいモノが決まったら、収納計画を立てます。ここまでを引っ越し前にするのが理想的です。

入居前に内覧できれば、写真撮影と各収納場所の採寸をしておきます。

持っていくモノの量は1で大体分かっているので、造り付けの収納だけで足りるのか、新たに家具を買い足す必要があるのかということも見えてくるでしょう。

今使っている家具をそのまま使う場合は、レイアウトを検討しておきます。

ちなみに我が家では、「ここにこの家具を置きたい」という理由で、大工さんにキッチンカウンターの長さを短くしてもらったり、ドアの開く向きを逆に設置してもらったりすることができました。

新たに家具を買い足す場合も、大は小を兼ねるで選んでしまうと、部屋を無駄に狭くすることになりかねません。

あくまでも、「そこにしまいたいモノ」と「置くスペース」、「使う人の使いやすさ」に合わせて、棚がいいのか、引き出しがいいのか、サイズはどのぐらいか・・・と選定していきます。

実際の購入は、入居後になる場合もありますが、ざっくりイメージしておくと良いでしょう。

4.引っ越しをする

2と3の計画を元に、部屋ごと、収納場所ごとに箱詰めをします。
段ボールには、部屋名(番号や記号)と内容物を明記しておきます。

引っ越し当日は、間取り図に部屋名(番号や記号)を記入したものを担当者に手渡し、段ボールをその場所まで運んでもらうようにお願いしておきます。

2と3の計画がしっかりできていないと、「とりあえずリビングに積んでおいてください」ということになり、後で自分たちで移動することになってしまいます。
この手間の違いは、想像に難くないでしょう。

引っ越し前に、どこまで具体的にイメージし決めておけるかがカギです。
ここができていると、引っ越し後2~3日で通常に近い暮らしになるのも夢ではありません。


5.使いやすく収納する(引っ越し後)

3の計画に沿って、実際に収納していきます。

奥と手前、高さなどを考慮し、「使いやすくしまいやすい」収納を心掛けます。

必要に応じて収納グッズを購入する場合もあると思いますが、家具同様に採寸やモノに合わせた選択がポイントになります。


まとめ

いかがでしたか。

1~5のうち、自分たちでできることは何ですか?

また、自分たちだけでは無理そうなことは何ですか?

引っ越しで、整理収納サービスを使いたい場合、どのタイミングが良いかの参考にしてみてください。

たとえ、頑張れば自分たちでできることも、プロに聞いたら何倍もスムーズ!ということもあります。

必要なタイミングで、プロの力をご活用くださいね!


スムーズな新生活を応援しています♪



Sukkiri-Styleでは、訪問・オンラインでお片付けサポートをおこなっています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?