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新1年生の親が、新年度始まってすぐの子どもにかけるべき言葉とは?

新年度の学校がスタートして、約2週間が経ちました。

新しい学年には慣れましたか?

特に、初めてのお子様が1年生に入学されたというお宅では、親子共に緊張が続き、お疲れぎみの方もいらっしゃるかもしれませんね。

この時期、特に新1年生の子どもにはどんな言葉をかければよいのでしょう?


まずは帰宅後の様子を観察しよう

親の方が
「忘れ物をさせまい」
「抜けがあってはならない」
と気を張っていると、ついつい子どもに


今日の宿題は何?
先生の言うこと、しっかり聞いていた?
忘れ物しなかった?

と帰るなり、矢継ぎ早に言いたくなるもの。


でも、まずはそこをぐっと我慢。

帰ってきたときのお子さんの様子を観察してみましょう。

家ではだらしないように見えても、意外と外ではよそ行きの顔をして精いっぱい頑張っていることも。

コロナ対策で活動が制限されたり、「してはいけないこと」の注意が多かったり。

これからの季節は、ランドセルを背負って帰ってくるだけでも、重さと暑さでくたびれてしまうこともあります。

ひとたび玄関をまたぐと、頑張り糸が切れてしまうということも。


そんな時に、「あれしなさい」「次はこれ」と言ってもなかなか動けないですよね。
お子さんの様子をよく見て、クールダウン&ボーっとさせる時間も作ってあげるとよいでしょう。


こんな言葉がけを

「ちゃんとやった?」
「○○しなかった?」

と、ネガティブな質問をするよりも


今日は何が楽しかった?

友達とどんな話をしたの?

面白い先生やお友達はいた?

ワクワク自分から話をしたくなるような質問をするとよいでしょう。


子どもって「聴いてもらった」「満たされた」と実感できると、エネルギーが補給されるものです。

「やりなさい」「次は何?」という言葉よりも、効果があります。

その上で、「宿題はいつまでに終わらせる?」と、自分で決められるような質問をしてみるとよいでしょう。


入学直後の今の時期は、意識して肩の力を抜くことも大切かもしれません。

「1年生って楽しいな」の気持ちを大事にできたらいいですね。


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コロナの休校中に書いたコラムです。


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