断絶の壁をつくる記録
こんにちは。今回はクロスステッチの話です。
刺繍の精度がそんなに高くない私でも根気さえあればそれっぽい完成度にできる、それがクロスステッチ!
今までもいくつか中級程度の刺繍キットをやってきたのですが、今回はアニメに出てくる「断絶の壁」のデザインを刺繍していこうと思います。
断絶の壁とは
アニメ「ユリ熊嵐」に登場する人とクマの住む世界を隔てるビルよりでかい防壁があるのですが(進撃の壁みたいなやつ)、こんなやつです。
断絶の壁のデザインはピンドラやさらざんまいのピクトグラムや意匠デザインなどを手掛ける越阪部ワタルさんによるものなのですが、ハニカムと熊の手の模様とポップなカラーが本当に可愛いですね!いつまでも見ていられる…好き…
断絶の壁のデザインを使った公式グッズは色々ありまして、カラビナやTシャツなどオシャレなものが多いです。最高。
でも作中の「断絶の壁」はデカくて途方もなくて、人間がクマを拒絶し排除し、否定する世界の枠組みそのもの。
つまりクッソどデカいグッズが欲しいわけですよ。
全面総柄の。(公式デザイングッズは小さいものが多い)
総柄なら刺繍だな!ということで手芸店でジャバクロスを買ってきました。
市販のキットと組み合わせたら小さめのタペストリーを作れるんじゃないかな。
作るしかない、縫い物系ファンアートを…
とりあえず全長サイズは後で考えるとして、さっそく始めよう。
待ってろよ!!断絶の壁ェ!!
クロスステッチ図案を作る
まずは刺繍図案を作ります。法則性のあるデザインのため、一部作ればコピペで無限に拡張できます。
ドット絵を作れるブラウザアプリでちまちまと打ち込…
つらくなってきた。画像をドットに変換してくれる機能を使いました。
そのままではガタガタで使えないので、それをPixNoteEditorで打ち直します。
打ち直したものをクリスタで設定色で塗りつぶし、刺繍する糸の色を決めます。鮮やかなマゼンタの刺繍糸が見つからなかったためほぼ好みで選びました。
結果として原作アニメと色味変わった気がするけどまぁええやろ(適当)
DMC刺繍糸にいい感じの蛍光ピンクがありましたがおそらくメインのピンク糸を大量に使うので予算的に諦めました。
刺繍糸可愛いからいつも使う予定のない色も買っちゃう…
どれくらい糸使うか読めないんでとりあえず2束ずつ買って使ってみて面積から必要分量を計算しようと思います。
1日目(10月31日よりスタート)
2日目
10分とか5分とかの隙間時間にチクチクしています。
この辺りで、思ったよりも時間かかりそうなことに気づく。
1日数十分〜数時間仕事などの気分転換にちまちま針を入れていきます。
最低A4、できたらA3くらいのタペストリーにしたいと思っています。
3日目
以下続く
待って待って待って
終わる気がしない…
2週間くらいやった時点でサバ読んで10cm×20cmくらい。A3とか無理でしょ。
(A3は29、7cm×42cmです)
Ilustratorだったらコピペコピペで一瞬で終わるのにひと針ひと針めっちゃくちゃ時間かかる…!布地を活かさない全面刺繍の恐ろしさを沸々と感じる。
しかし私が手にしたいのは海賊版ではなく、持てる時間と執念をゴリゴリに詰め込んだ頭のおかしいファンアートなのでやるしかない…!
いやホント公式からカーテンとか出してください。
このペースで行くと完成は普通に来年の春くらいまでかかりそうですが、出来上がったらまた記事にします!なんとかなれ〜!
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