借金生活7 家に泥棒がいる。

なんとか生きてます。

 

少ない給料で借金返しながら、少しの楽しみを持つために

 

ニンテンドーDSを買ったんです。

 

めちゃくちゃ楽しくマリオやドラゴンボールとかやってたんです。

 

けっこうソフトを持ってました。

 

ある日学校から帰ってきてニンテンドーDSを探すんですが

 

見当たらないんです。

 

ソフトも全部ない!ただ箱だけあるんです・・・・・

 

これは確実に盗まれたと感じました。

 

兄弟のどちらかがやったに違いない!!

 

腹わた煮えくり返って、ほんまに泣きました。

 

これは売られたと確信し、近所のゲームやに行くと

 

私が持っていたニンテンドーDSと裸のソフトが売っていていました。

 

「すみませんDS見せてもらえますか?」と店員さんにお願いします。

 

「はいどうぞ」とショーケースから出してもらいます。

 

電源を付けて確認すると私が設定していたままのDSが、そこにありました。

 

見つけた。と少し安堵したんです。

 

「これは誰が売ったんですか?」

 

「それは教えられないです。どうされましたか?」

 

「これ私のなんですけど、勝手に売られてるんです」

 

「警察行ってもらえますか?」

 

「じゃあ名前言うんで、合ってるか間違ってるかだけ言うて貰えますか?」

 

「わかりました」

 

と妹の名前を伝える。

 

「はい、その人です。」と優しい店員さんは、レシートを出してくれて

 

そこには、はっきりと妹の名前が書かれていました。

 

「ありがとうございます」と速攻で家に帰り

 

家族会議です。

 

まず母親と父親にレシートを見せます。

 

「お前は探偵か?そんなん考えるな、お金はわしが返す」

 

と約束してくれました。

 

いつ返してくれるんでしょうか。

 

妹にも直接詰め寄りましたが、一切謝罪もなくむすっとするだけだったので

 

肩を一発殴りました。

 

泥棒が家にいるなんて、居心地の悪い家です。

 

そこから私の部屋にはカギをかけるんです。

 

カギをかけられるような部屋ではないので、改造して

 

私がいない時だけ、南京錠をかけられるように道具を買ってきて

 

壁に穴を開けて取り付けました。

 

 

 

そんなに努力したのに次は大好きな物を売られたのです。

 

ガキの使いとM-1のDVDです。

 

近所の古本市場に、私が持っていたガキの使いとM-1がきれいに並んでいました。

 

どんだけ怒っても、誰も助けてくれないことに落胆して

 

毎日泣いて、ホンマに死んでやろうかと思っていました。

 

でも俺が死んでも兄弟が喜ぶだけやと思い、それは悔しすぎるので

 

俺が兄弟死んだ時に喜んでやろうと思い生きることに決めました。

 

今回は闇深くてごめんなさい!!!!!!

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