よつばと!15巻
何気なく見やった本屋の入口に「本日発売」のPOPと共に並べられていたよつばと!15巻。14巻はいつだったっけ。多分1年以上前なんじゃないかな。スローペース。気付いたら新刊が出てるよつばと!の発売日にまさか手に取れるなんて。素晴らしい偶然だ。
家に帰って洗濯をして洗い物をしてからのんびり読んだ。
なんでもない日常こそが素晴らしく、愛おしく思わせてくれる本。
そうか、よつばちゃんももう小学生になるのか。なんておばさんのように思いながら、気付いたら泣いていた。とーちゃんと同じ、ちょっと驚いた。誰かが死んだとか、ようやく掴み取った平和な世界だとか、そういう良かったねえ、頑張ったねえっていう涙じゃない。なんでもない日常、よつばちゃんもいつの間にかお姉さんになっていく中、いつの間にかとーちゃんにもとーちゃんになっていたんだなあって、それだけで涙が出た。それだけのことをとても愛おしく、鮮やかに表現されているあずま先生はほんとに凄い。
そして帯のエモさよ。
このキャッチコピーもあずま先生が書かれているのだろうか。普通という奇跡。そうなんだよなあ。なんでもない日常って素晴らしいことなんだ。これって奇跡なんだな。
ああ、今日もいい一日だ。そう思わせてくれてありがとうございます。
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