2018.08.26 ソウル
私はその時、金浦空港にいた。
小雨が降っていた。
2018.08.26
BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF’
in SEOUL
彼らを肉眼で確認できる日がやってきたのだ。
無事ホテルにチェックインし、コンサート会場の最寄駅へと向かう。
チャムシル総合運動競技場駅。
(ソウルオリンピックスタジアム)
チャムシルは「蚕室」と書くのだが、日本では「蚕」という漢字を使う単語があまり無いように思う。
そのためか、私はこの日から「蚕」という字を見るとなんとなくこの日のことを思い出すようになってしまった。
最寄駅には初のスタジアム公演のお祝いがたくさんあった。
駅を出ると雨がやんでいた。
これはBTSパワーだ。と思った。
私は自分が参戦するコンサートの内容は当日までネタバレしたくないタイプで、セトリやメンバーの髪色、衣装等は、当日までの楽しみに取っておきたい。
数日間SNS断ちをして挑んだ。
コンサートについては、レポを書いてしまうとそこからの回想〜涙…
と始まってしまいそうなので、割愛。
全体を通した感想として、終演後に真っ先に頭に浮かんだことは、
「ばんたんそにょんだんは、実在していた。」
だった。
百聞は一見にしかず。
旅行が好きな私は、世界遺産を見た時によくそれを感じる。
どんなに多くの画像や動画を見ても、事前に勉強した情報も、
目の前で見る実物にはかなわない。
ばんたんそにょんだんも同じ。
ライブ動画等ではわからない。
会場の熱気
アミの声援から感じる愛
実在する彼らから放つオーラ、パワー、後光(?)
今リアルタイムで、私たちアミに見せてくれているパフォーマンス
話しかけてくれている言葉
パフォーマンスと言葉に乗っている情熱と愛
そして、同じ時間を共有しているという幸福感
(私は当時から韓国語を勉強し始めたのだが、この頃はまだほとんどわからなかった。
ただ、パクジミンから発せられた
「ノムノムポゴシポッソ」
だけは聞き取れて意味がわかって、一瞬息がつまるような、感覚を感じた。
「私も…私も会いたかったよ…!!」)
トイレにも行かず、目と耳を酷使した3時間半。
この世にこんなに幸せな時間があったのか…
(もともとそんなにブランド物に興味がある人間ではないが)ブランドバッグなんて一生いらない。
この幸せな時間の為に、今後はお金を使おう。
7人のために全力を尽くす。
そう心に決め、ホテルへと帰った。
●注意●
以前公開したnoteのように、私は正攻法ではない方法でコンサートに行きました。
その後、本国・日本とコンサートではガッツリ本人確認される事も多いです。(他グルでも)
直前で入れない苦い経験もしています。
他人名義のチケットでも行けたよ〜🤗なnoteではありませんので…
当時の状況と現在は異なる部分もあると思いますが、代行チケットの購入は自己責任になります。
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