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「狭い世界」で悩んでないで!

📢音声版はこちら
https://stand.fm/episodes/61f20c5528ac450006c101bf

フリーランス25年。
くじけそうになったことが、何度もあります。
そのときの状態を、いまになってクールに見つめ直してみると

「視野狭窄」

の一言に尽きます。
行き詰っているときほど、目の前しか見えませんから、ほかにもいろんな世界があり、たくさんの道がつながっていることに気づけないんだよなぁ、と。

たとえば、
「関西って仕事が少ない」
「雑誌の部数が減っているし、廃刊続きで書く場所がない」
「若いライターさんが出てきて、追い出されそう」
とか言い出すと、いくらでも愚痴れるし、自己卑下できるんです。

けれど、ちょっと目線を上げて、ジャンプしてみたら
「じゃ、東京に、いや世界中に仕事をとりにいけば?」
「雑誌以外にも書く仕事ってあるよね」
「書くことがサブ、メインは別のスキルの仕事でもいいのでは?」
「若いライターはムリって、断ってる媒体もあるぞ」
「てか、ライターじゃなくても、よくね?」
とか、どんどん視野が広がっていくのであります。
もちろん、そうした条件下で芽を出して葉を広げるためには、コツコツと根を伸ばし、必要な養分を補充していく必要はあります。「学び直し」って、一流企業をリタイヤした人たちだけの話じゃなく、フリーランスにも必須だと思っています。

さて、一昨年から始めた音声配信にしても
自分が使っているプラットフォームの中だけ見ていると
「視野狭窄」になること必至です。
もちろん、狭いながらもひとつの世界で、認知されたり人気を得たりすることもプラスになるとは思いますが

「音声配信」全体の中ではどうかな?
リスナーさん接している情報の中での位置づけは?
将来、広告が入るとしたら、どうなる?

などなど、視座を上げて見つめ直すと
気になるポイントが大きく変わり、何に力を注ごうかという戦略も違ってくるように思います。
Podcastのフォローリストは、stand.fmのそれとは選定基準がまるで違っていてます。とくに

📍知り合いじゃない(当たり前ですが)
📍長尺・繰り返し聴く
📍その人の配信の中で検索をかけることもある

あたりが特徴でしょうか。
SNS要素が強いstand.fmに”最適化”してしまうと、podcasatには合わない配信になりそう…なので、「マルチポスト」ではなく「使い分ける」か、すっぱり「引っ越す」ことになるだろうなと思っています。

本業の話に戻しますと。
いまさらながら「本1冊」を企画し書き上げたいと思うようになったのも、
「50歳で卒業」という近視眼でライター業をみつめていた状態から
「100年人生で書くスキルを活かすなら」という段階にシフトしたからだと自己分析しています。

それが「正解」かどうかなんて知らんけどwww

少なくとも、なにか悩んでいる、モヤっているときは、狭い場所に閉じこもってバタバタしていないかどうか、確認することをお勧めします。

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