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📻音声市場が豊かになるための条件について考えてみた

こんなニュースが出ていました。とくに気になったのが
「himalayaから声のプロになる道をつくる」ことも1つの出口戦略です。
というくだり。

たしかに、(ラジオパーソナリティとは別の意味での)「声のプロ」って定義がまだなくて。
滑舌がいいとか、構成がうまいとか・・・だけではなさそう。ライブ機能があるプラットフォームでは、臨機応変に場を回し、リスナーを巻き込むライバー力も問われそうです。

いまのところは、ほかのSNSでやっていたインフルエンサーが、動画でもブログでもなく、音声でアウトプットを始めたから、別のプラットフォームで育てたファンを引き連れて移動しただけに見えるんです。でも、本当の意味で音声市場がブレイクするには、ほかのSNSとは違うタイプのプロが出てくることが必須条件なのかも? と感じています。

そして、もう一つ。
ラジオ番組に「ハガキ職人」がいたように、リスナーの中からも「聴き手のプロ」が出てきたら、マーケットが肥えていけるんじゃないかな、とも思っています。私がやっているstand.fmでは、9月にSPPの話が出てから、フォロワー獲得合戦が続いておりますが、実はフォロワーよりリスナーのほうがキーパーソンだったりして・・・と。

配信者を絞っているvoicyは別として、ヒマラヤもスタエフも、やたら発信したい人だけが増えてしまってアンバランスに見えるんですが、互いを成長しあえるような配信者とリスナーの両方を育てることができたプラットフォームが、2年後・3年後の市場を征するだろうな、というのが私の予想です。

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