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時をかける父と、母と

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若年性認知症の父と、がんで逝った母について、30代の私が記録したエッセイ。幻冬舎×テレビ東京×noteのコミックエッセイ大賞にて準グランプリを受賞。
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2019年12月の記事一覧

認知症=「不幸」な病気と呼ぶ人へ

私には若年性認知症の父がいます。 以前、父と我が家族についてnoteで連載していた「時をかける父と、母と」のエッセイがこのたび、cakesにて連載スタートしました! ぜひ読んでほしいな…と思いnoteでこの記事を書いているところで、 ふとtwitterを開いたら、認知症のお父さんを亡くされたかたのツイートを見ました。 認知症の父のメモを見るのってつらい。きっと奥さん(母)に叱られながら、忘れていくできごとを必死に書き留めて、苛立ったり喧嘩したり落ち込んだりしながら葛藤した