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【恋人じゃなくても】ブックサンタになってみた【あなたも誰かのサンタクロース】

ブックサンタという活動をご存じでしょうか? ブックサンタをざっくばらんに説明すると、NPO法人チャリティーサンタが主催している、本を子供たちに届けようという活動です。


寝る前に知った→翌日書店へ

この活動を知ったのが12月23日の夜。寝る前にスマホをいじっていたらこのサイトが目に入りました。

記事?まとめ?を読み進めると、期限は12月24日とのこと。これを見て「本を寄付したい!」と強く感じたのが12月23日。翌日が締め切りのため、12月24日は会う約束をしていた友人にお願いして書店に行くことに。

やり方は非常に簡単。まず、寄付したい本を書店を徘徊して集めます。その後、普通に本を買うようにレジに持っていき、店員さんに「これ、ブックサンタで」と頼むだけ。すると、寄付者限定のステッカーとお礼のお手紙ビラを受け取ることができます。

お礼のステッカーとメッセージ

最終的に、9冊寄付しました。寄付した本の紹介も記事にしようと思っています。

なぜ本を寄付したいと感じたのか

普段、寄付も募金も全然しません。赤い羽根募金と緑の羽根募金は小学生1年生のころ羽根がほしくて募金したことがありましたが、赤い羽根募金も緑の羽根募金も国境なき医師団もUNICEFも一度もしていません。ペットボトルキャップもプルタブも集めていません。それなのに、今回は寄付した。なぜそんなことをしたのか分かりません。本が好きだからということももちろんそうですし、現金ではなく書籍現物を寄付できるところに安心感があったのはひとつ間違いないと思います。寄付を集める団体はマージンとして活動資金を寄付金から充てるわけですが、この活動は現物を寄付できるのでそれがありません(注:今回は現物を寄付しましたが、チャリティーサンタに現金を寄付するプランもあります)。それに、書籍という自分にとって身近にあるものを、本のタイトルを指定して寄付できるのはいいなと思います。金額も手ごろですしね。文庫本なら1冊500円ほどで寄付できますし(なお9,000円寄付したので金額は決して少なくない)。本のタイトルを指定して寄付できるということは、ある種の洗脳教育でもありますよね。子供たちを自分の趣味に洗脳できるなんて、素晴らしい!(本性を現したなコイツ!)

ここまで理由をたくさん述べてきましたが、かわいそうだと思って寄付していないことは確かです。なんだかんだ言って、ただ寄付したい、それが一番強い動機で、あとはノリと勢いですね。

ブックサンタ、こうなったらもっといいのに

ブックサンタはとてもいい活動だと思いますが、現物支給だらけだと寄付者の考えに志向が偏りますし(それこそ無意識で行う洗脳教育になりかねない)、本を読む楽しみのひとつに本を選ぶことがあると思うので、本がほしいのに手に入らない子供たちが実際に書店に足を運んで本を選べるようになるといいなと思いますね。実際は交通費のことや子供たちや親御さんのプライバシーを考えたら難しいのでしょうけど。
(追記:書店ではないですが子供たちが集まって本を選べるイベントもあるみたいです。本の楽しみのうち半分は選ぶ楽しさだと思っているのでそのようなイベントがあり安心しました。)

チャリティーサンタ・ブックサンタに興味を持った方も持たなかった方も、みんなに読んでほしい最後の段落

2023年の本の寄付は終了しましたが、現金であればいつでもチャリティーサンタに寄付できるみたいですので、この活動に興味を持った方は、来年のブックサンタの寄付期間まで待っていただくか、現金で寄付することを検討していただければと思います。チャリティーサンタに現金、必要だと思いますよ。本を送るのだって一時保管するのだってそれなりに送料や保管料がかかりますからね。

最後に、ブックサンタのサイトとチャリティーサンタのホームページのURLを置いておきます。興味があればぜひ。興味がないなら、自分に余裕がなければ、無理になさらなくてもかまいません。あくまでも「寄付」ですから。自分の考えも大事にしてください。

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