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近鉄特急に乗るついでに奈良旅行

メジャーだけど行ったことがない観光地って結構あるよな、とふと思ったり、在来線特急や私鉄特急ってほとんど乗ったことないから乗りたいな、と思ったりで思い立って奈良に行ってきました。
近鉄奈良駅周辺は観光地が固まっているので日帰り旅行にうってつけです。


近鉄特急ひのとり。先頭車はハイデッカーなので、縦長で迫力がある。

・移動手段
行き先に奈良を選んだ理由の大半は近鉄特急に乗りたかったからです。特にひのとりに乗ってみたかった。ひのとりは名古屋~大阪難波間を走る特急ですが、一部大和八木駅に停車します。名古屋~大和八木をひのとり、大和八木から大和西大寺、大和西大寺~近鉄奈良駅を急行や普通電車という感じで乗り換えは2回です。
近鉄特急自体、乗るのは20年以上ぶりです。最後に乗ったのは家族旅行で志摩スペイン村に行ったときだったはず。あの頃はスペイン村の玄関口だった志摩磯部駅も賑わっていましたね。今はもう見る影も無いですが。
で、件のひのとり。今回、レギュラーシートに乗りましたが、ちょっと前に乗った特急しなのの自由席より座り心地は良いです。自販機があるのも良いですね。
大阪に行くけど、急がないのであれば新幹線ではなく、近鉄特急も良いのではないでしょうか。

乗換駅の大和西大寺駅。日本で一番平面交差が多い駅らしい。



近鉄奈良駅に到着。これは駅前にある行基像。

初めて近鉄奈良駅を利用したんですが、地下駅なんですね。


猿沢池。興福寺の五重塔が見える。

近鉄奈良駅から東向商店街を南下すると猿沢池に着きます。


興福寺の五重塔。2030年1月より工事で10年見られなくなる。
中金堂。2018年再建。
南円堂。重要文化財。

猿沢池の石段を上っていくと興福寺。藤原氏ゆかりの寺院なだけあり、境内が広いです。興福寺の名付けは藤原不比等。
藤原妹紅が藤原不比等の娘という設定があるとかなんとか。


奈良公園と言えば鹿です。それはもうあちらこちらにいらっしゃいます。横断歩道の真ん中で佇んで車の進行を遠慮なく阻むものも居ます。
鹿せんべいを寄越せと突撃してくるものも居ます。牡鹿は角を切ってあるのでそれほど危険ではないですが。


南大門。金剛力士像は工期69日という短納期で彫られたとか。

奈良といえば、やはり東大寺でしょうか。境内に入ると、さらに鹿が増える。

大仏殿。中にあるものがあのサイズなので、当然大仏殿も大きい。
盧舎那仏像 中指が成人男性の身長くらいの大きさらしい。

大仏殿へ。東大寺に来たのは小学生の修学旅行以来ですが、やっぱり途轍もなく巨大。大仏開眼が752年らしいので、実に1270年前の話。奈良時代は大仏殿の左右に高さ70mにもなる七重塔があったそうな。
ちなみに柱くぐりはコロナ影響で孔が塞がれており出来ません。


二月堂入り口
二月堂のお堂から。左上の屋根は東大寺大仏殿。右側に奈良市街が見える。

東に進み、二月堂へ。初めて来ましたが、お堂からの景色がとても良いです。


若草山。一面のノシバ。ノシバは種が鹿に食べられることで増えるらしい。

手向山八幡宮を経由し、南へ行くと若草山。修学旅行生などでごった返しており、昼飯にありつけていなかったので登山はしませんでした。


春日大社。主祭神はタケミカヅチをはじめとした春日神

さらに南に行くと春日大社があります。中に入りたかったのですが、拝観受付がかなり混んでいたので諦めました。観光地の賑わいが少しずつコロナ前に戻り始めている印象。


浮見堂。水琴窟で遊べます。

南に進み、浮見堂。紅葉がきれいな時期ならより良かったのでしょうが、少し早かったですね。


元興寺。もともとならまちの大半は元興寺の境内だったとか。

西へ進み、ならまち方面へ行くと元興寺があります。

南に進むと近鉄奈良駅に戻ってこれます。ゆっくり歩きながらこれらを見てると、ちょうど日帰り旅行にちょうどよい時間になります。


バス停から朱雀門までは広大すぎる空き地。
復元された朱雀門。

僕は時間が余ったので、くるりんバスで朱雀門前へ。こんな広大な空き地も珍しい。平城宮跡は近鉄奈良線が貫通しており、踏切を通って第一次大極殿を見れます。近鉄奈良線の線路はいずれ移設されるらしい。



奈良の郷土料理 柿の葉寿司。鯖寿司大好き。
アーバンライナーは四日市、桑名にも停車。

帰りはアーバンライナーで帰ってきました。名古屋駅にしまかぜが停車していたのですが、写真撮ろうとしたら出発してしまいました。
しまかぜもいつか乗りたいですね。




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