【就職試験　合格発表前のもやもやを吐き出すだけ】

家の近くで、オオスカシバというちょっとだけレアな蛾に久々に会えて、涙ぐむ。
私はこの虫たちに、こうして偶然出会いたいから生きているんだなあ。そういう場所を守りたいんだ。そういう自分のエゴが、社会貢献に繋がる道を、色々と誤魔化しながらも探してきた就職活動。

もうすぐ終わる。
就職先が決まった後だと、今のぐちゃぐちゃの感情を、その結果に合わせてまとめようとするはずなので、いま書いておきたいのです。
私個人がどんなふうに就職活動をしていたか、できる限り加工しないようにして残したいと思います。ただそれだけの文章なので、多分読みにくいです。あなたの時間を無駄にしてしまうかもしれません。でも、note読む人って、活字好きな人がほとんどだと思うので、それに甘えます。
それでは、いつものように長々と保険をかけたところで！
早速書いていきますね。

私は公務員試験を受けています。
虫が好きなので、虫に囲まれて仕事ができる（かもしれない）専門職で受験をしています。

1年前くらいからずっと本命としていた、某地方自治体の最終試験が、先日終わりました。
あとは、第二志望の自治体の面接試験が、まだちょっと残っています。そんな現状です。
なぜ公務員？というのは、正直に言うと「学部時代民間にほぼ全敗して、怖くなったから」です。他にも理由はあるけれど、そこは大体ほかの志望者の方と同じだと思うので、省略します。

今までの戦歴は、以下の通りです。頑張った部分もあるので、ちょっと自慢させてください。脳無しなので頑張って磨いた爪は隠しません🦅

【学部時代】
行きたかった業界の内定0。情けなさで枕をビショビショにする。

【院生時代】
民間の同業界…3社内定。ポートフォリオを持っていくとプレゼンがしやすいのと、手に何か握っているという安心感で緊張が和らぐので、よかったです。
国家公務員総合職試験…最終合格。この後、本来であれば官庁訪問へ伺って内定を目指しますが、本命の対策時期と重なっていたため、今回はそれをスルーしています。実質、辞退みたいなものだと思います。

・・・院生の就活だけを振り返ると、大学受験で(第一志望を除いて)全勝して、ウキウキになっていた自分を思い出します。そのあと見事に第一志望不合格で潰れるんだけどね！

公務員試験のうち、筆記試験は一年ほど勉強したので、なんとか通ってきましたが、問題は面接です。
本番になるとどんなに練習した舞台でも失敗するのですが、やらないよりはマシだと思ったので、公務員・民間にかかわらず全ての面接の前に、模擬面接を何回もしてもらいました。

その過程で、頑張れば頑張るほど、自分から出力されるものが浅くなっていくような気がしていました。同時に、みんなよくこんなことを平気でやってのけるなあと思っていました。
脳や心に溜まったヘドロをすすって、せっかく綺麗にしていた上澄みの部分に吐き出して、また濁しての繰り返しです。これが自己分析ですか？本当に合ってますか？なんでこんなに辛いことしないと、社会に認めてもらえる人間になれないんですか？うそばっかり。

そう考えるようになって、だんだん面接も緊張しなくなっていきました。ある程度は口から出任せで話すようになって、リアルな割合で上澄みに漂う軽いヘドロを掴んで見せて、悔しい顔をする。面接官が同情する。
それで，自分でも驚くほどうまく行きました。受けたところ、ほぼ通る。ありがとうございます。ありがとうございますなんだけど、こんなことしてたら、いつかボロがでるな。そう思って、本命の面接を迎えました。

ボロは、おそらくダダ漏れでした。
せめて、本当に行きたいところの面接では、深いところにあるヘドロを、その中にあるかもしれない宝石を、見てもらいたい。
そうやって、余計な欲が出ました。

結果は再来週あたりに出てしまいます。受かっていたら、それで終わり。これに落ちたら、第二志望の面接をうけて、それで終わりです。

なんかもっと有益なことが書けるかなって思っていたけど、無理でしたね。また自分の読みの甘さにげんなりします。

そんなところで、本当にこれだけなんですけど、書いてみました。

今日は、このもやもやを抱えつつ、第二志望の自治体へ遊びにきています。ここもやっぱり意外といいなー、と思う心が、強がりなのか本音なのか自分でももうよく分かりませんが、市営の動物園はしっかり楽しもうと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

結果の報告は、ここではしません。でも、次の投稿で察していただけるかもしれません。もしよければ、また見にきてくださったら嬉しいです。

スキー