NaNoMoRaLワンマン

今日、12/16(水)に恵比寿リキッドルームで行われた、NaNoMoRaLのワンマンについて、忘れたく無いのでnoteに残しておく。

”ハジマル”の落ちサビ、「絶対 幸せになってね」の部分がとても印象的で、完全にフロアに向かって、全員に向かって「幸せになってね」と歌っていて感動してしまった。明らかにその意思を感じる身振りと言葉にとても力を感じた。全体的に雨宮未來の歌がレベルアップしていて、それは単純に音程の話だけじゃなく、表現力というか、届ける力が確実に進化しているのをはっきりと見た。

あと、MC中はもちろん、曲中もイントロ時なんかに「ありがとう」とフロアに向かって伝えていたのも印象に残ってる。スタッフ、関係者席にいる人間、箱の人間、お客に対して、何度も何度も感謝を口にしていた。ステージ上に組まれたトラス(?)に照明がたくさん付いていたり、音響に関してもサポートの人達なしでは成り立たないというパセリちゃんの話から、「以前、ナノモラルは2人の血でやっていると言っていたが、音響や照明スタッフの人や、お客さんとか、これからはみんなの血を少しずつ分けてもらいながらやりたい」という旨の事を言っていて、大きい舞台はこういう思想の転換点にもなりあるんだなと思った。

さらに、MCで未來ちゃんが本人に話を振っていた、パセリちゃんの、リキッドルームのステージに立つ夢が叶ったという部分。以前にどこかで、未來ちゃんがおやホロをリキッドで見てから憧れの舞台であったという話をしてたなぁと思い出して、今日のワンマンはNaNoMoRaL2人の想いが結実したステージなんだなと考えながらステージを見ていた。そしたら2人とも本当にいい顔をしてパフォーマンスをしていたのでこちらまで自然と笑顔になった。

最後に、未來ちゃんがかっこよく素早く袖にはけて行くのをHAHAHAHAと見送って終了。小気味よい、最高のステージだった。冒頭、一曲目から泣いてしまい本人もびっくりしてたけれど…。

“多幸感”という表現が多くされるNaNoMoRaLだけれど、その正体は雨宮未來が唱える、「絶対 幸せになってね」、「君の人生にはなまるをつけてあげる」、「今日の自分に大きな拍手を」等々のメッセージが確実にフロアに届いてるからなんだなぁ、と布団の中で今日のワンマンを反芻しながらnoteを書いてます。多幸感に包まれながら。