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初心者が語る佐々ぼ入門編?

はじめましての方ははじめまして。そうじゃない方はいつもお世話になっております。skeletonです。

直近のnoteを書きながら、思ったことがあり今回このような記事を書くに至った。それすなわち「なぜ佐々ぼは流行らないのか」についてだ。
確かに最近は佐々木さんの魅力も広がり、波は形成され始めていると見れるかもしれない。しかしながら、考えて欲しい。

いくらなんでも波が小さいと。

圧倒的なクオリティを誇るSS。見る人を魅了し、時には人を号泣へと導くほどの火力を持つイラスト。それらが揃っているのにも関わらず新規の入りは少ない。
じゃあ話題性がないかと言われるとそうではないはず。ガチオンリーイベントから始まり、昨今の公式からの佐々木さんプッシュ。下地は揃っているはず。ではなぜ?
考えに考え、電車の中で首を傾げながらTLをスクロールし原因を究明しましたが何の成果もなかった。
だが、1つの可能性に気付いたのだ。

それは熱量は足りているものの、新規が入るにはハードルが高いのでは?

つまりどういうことか。公式からのプッシュは十分。入ってさえしまえば4月のような荒れ果てた大地ではなく今ではたくさんの素晴らしい作品が待っているわけだ。
だが楽園のプレゼンがパワーポイントのわかりにくいアニメーションによって構成されていたら入りたいと思うだろうか?そういうことである。

ということで今回の記事のタイトル回収を行おう。
ぼざろ原作を買い、二次創作に触れ始めた。そしてその中に佐々ぼは気になってはいるんだけど……よくわからない。どの作品がおすすめで読みやすいのか。どういった人がイラストをあげているのか。それらについて独断と偏見交じりではあるものの、わかりやすく解説し、ジャンル分けしたいと思う。
もしもこれで「わかりやすい!」と思ってくれた方がいたら他に佐々ぼが気になっている人にぜひとも布教して欲しい。

前述したとおり、今回の解説を閲覧する層は「原作を全巻読了している」という前提条件がある。これらに該当しない方は以下には多量のネタバレを含んでいるので、憤死する前に直ちに回れ右し原作を読んでいただきたい。
無論、原作を読んでしまえば終わってしまうという恐怖があるのは十二分に理解している。だが、恐れずに読んで欲しい。その先には必ず良い結果が待っているはずなのだから。

この記事を読むに当たって他にも注意点がある。今回扱う作品は基本、左右非固定かつ前提モノも含まれる。(ぼ喜多前提等)
雑食の方なら問題ないだろうが、地雷がある方は十分に注意して欲しい。



ハピエン・ほのぼの系

右も左もわからない佐々ぼオタク初心者諸君。ようこそ。そしてよろしく。かくいう私も初心者ではある。ただ佐々ぼSS全てに目を通してはいるので、その経験を活かしていきたいと思う。

最初におすすめしたいのはまずこのジャンルだ。どのCPにしろ、まず目にするのは二人が幸せな結末を辿っているものだと思う。あくまで一般論ではあるが……。中には公式から約束されたバドエンを辿るCPもあるがここではその可能性は追わないものとする。

さて、まずは佐々ぼイラストでハピエン系あるいはほのぼの系に分類されるであろうイラストを紹介しよう。といっても、ここで紹介するのはあくまで氷山の一角である。他にもたくさんのイラストがあるため、入りとしては参考にしてもらって構わないがすべてだとは思わないで欲しい。よってリプ欄などにて「○○さんは!?」などという指摘は受け付けられない。
ここに載せた方以外も気になるという場合はpixivやTwitterを探すといいだろう。しかしながら留意して欲しいのは中にはキーワードを入力せずにイラストを投稿してしまう人もいるという点だ。その時のためにTLを鍛えておくといいだろう。


Xユーザーのもいさん: 「再掲/佐々ぼ https://t.co/TKAgeXiiDc」 / X (twitter.com)

まずはもいさんのこのイラストである。この優しい絵柄が脳によく効くのだ。一説によるとこのイラストのおかげでキューバ危機が回避されたのではないかとの見方もあるほどだ。


Xユーザーのeinさん: 「? https://t.co/oMZryARVBU」 / X (twitter.com)

そしてeinさんのこのプリクラ風のイラスト。あまりの衝撃に初めて見た時に夜にも関わらず声を出してしまったのを今でも覚えている。佐々木さんの方が恥ずかしがっていることからしか得られない栄養素が間違いなく存在するという証拠がここに詰まっている。


XユーザーのXalice(ざりす🌟)さん: 「出先だとぬくもりが欲しくなる…と思う…… #ぼっち·ざ·ろっく https://t.co/rkmbVqbyAt」 / X (twitter.com)

ざりすさんのイラストに関してはもはや長々と語ることはあるまい。見ればわかる。単純かつ明快だ。なお、このイラストは本誌内容を含んではいるものの、公式アカウントの投稿内容程度のものしか含まれていないため本誌ネタバレとは言えない。単行本勢の諸君も安心して狂って欲しい。


ここに掲載した以外のイラストもあるわけだが、紹介はしない。諸君らの目で確かめて欲しい。最初に述べた通りこれはあくまでもチュートリアルのようなものだ。ゲーム内容を1から100まで説明するのがチュートリアルではないというのは、恐らく平成に生まれているであろう方々にはご理解いただけるであろう。昭和生まれの方でもわかるわ!というツッコミがどこからともなく聞えた気がするが恐らく幻聴だろう。


次はSSを紹介していこう。イラストに比べて瞬間風速はないかもしれないが、傷跡は十二分に大きく形成されるのでハピエン系だからといって侮るなかれ。その威力は計り知れないものである。
なお、ここで紹介するのは「はっきりとハピエン系であると解釈できる」作品のみを紹介させていただく。いわゆる曖昧なエンドはないので安心して欲しい。ただし、選考基準は私なのでもしかすると確実にハピエンとは言い切れない可能性もある。なるべくそのような事態は避けるべく努力はしたつもりではあるが、万が一の場合はDMなどでそっと教えて欲しい。


#後藤ひとり #佐々木次子 星座にはなれない・・・けど - ケイキチの小説 - pixiv

ケイキチ先生のこの作品はTwitterがAPI制限によって地獄と化していた時に投稿された作品だ。供給不足で悲鳴をあげていた私にとってこの作品はまさにオアシスであったのを覚えている。さて、前置きはこれくらいに。内容に関しては簡単なあらすじのみとさせていただく。
一緒に服屋に訪れた佐々木さんと後藤の見てるこっちがドキっとしてしまうような会話が繰り広げられるストーリーとなっている。
気になった方はぜひとも読んでいただきたい。なお、読んで佐々ぼに沼ってしまっても当方は一切の責任を取らない。


#佐々ぼ #佐々木次子 バンドマンから送られて困る物ランキング第1位 - カカトの小説 - pixiv

こちらのカカト先生の作品は誕生日を迎えた佐々木さんと後藤の絡みを描いた作品となっている。なお、佐々木さんの誕生日が4月2日であるというのはこの作品を読む前に知っておいて欲しい。その方がより楽しめると筆者は考えている。
あまり多くを語るべきではないとわかっているのだが、少しだけ言わせてもらうと佐々木さん視点と後藤視点が切り替わりつつ、互いの考えがこちらから丸わかりという最高の形になっている。
ただし、読んでいる時に心拍数が高まりすぎて心臓が破裂してしまう可能性があるのでそこだけは注意して欲しい。佐々ぼSSを読むというのは常に危険と隣り合わせなのだ。


#ぼっち・ざ・ろっく! #佐々木次子 惹かれる心 - 心太の小説 - pixiv

最後に紹介するのは心太さんのこのイラストである。今回はあらすじを省かせていただく。というのも文字数が少ないのにも関わらずあらすじを書こうものならすべてネタバレしてしまう恐れがあるからだ。もちろんネタバレ程度でつまらなくなるSSではあるのだが、心太さんのガチファンに金属バッドで殴られることを回避するための処置なのだ。許して欲しい。
一言魅力を伝えるとするならば、甘酸っぱい。
これ以上のコメントは差し控えさせていただく。気になるという方はリンクを早急に押すことをお勧めする。百聞は一見に如かず、だ。


ここまでハピエン・ほのぼの系にしぼってSSやイラストを紹介してきた。佐々ぼをそれなりに追っているつもりだったけれど、知らなかった人を見つけられたという方がいたら私としては嬉しい限りだ。
初心者の方はどうだっただろうか?なるべく簡単にまとめてみたのだが、もしも思うところがあれば以下のマシュマロリンクにて改善点を教えて欲しい。
(16) skeletonにマシュマロを投げる | マシュマロ (marshmallow-qa.com)


曖昧なエンド系統

ここはイラストの紹介はないというのをあらかじめわかって欲しい。というのも、私が探した限りではあるがこれらに分類される佐々ぼイラストは私は発見できなかったためだ。もしも見つけられたという方がいたらこっそり教えて欲しい。

では早速ではあるが、紹介を始めて行こうと思う。

#ぼっち・ざ・ろっく! #佐々木次子 私の勘違い。 - ぷらまいむげんの小説 - pixiv

#ぼっち・ざ・ろっく! #佐々木次子 これはきっと、 - ぷらまいむげんの小説 - pixiv

こちらのぷらまいむげんさんの作品は二つで一つ……かもしれない。なぜ曖昧かというとぷらまいむげんさんが解釈をこちらに投げているからである。なのでこのジャンルで作品を紹介させていただいた。どう取るかは我々読者次第である。
なお、あらすじは今回も割愛させていただく。熱く語るオタクというのは時にあまりにも扱いに困るものだ。


#ぼっち・ざ・ろっく! #佐々木次子 私の「好き」を - 心太の小説 - pixiv

今回二度目の登場となる心太さんの作品ではあるが、ここで待ったの声が私の中でかかった。というのも読めばわかるがどちらかというとハピエン系に分類されるのでは?という見方もできるからだ。
だが一方で作品の中で明確にエンドは描かれていないという点を鑑み、独断と偏見でこちらに分類させていただいた。
なお、この作品はあいみょんさんの「君はロックを聴かない」をイメージとして書かれているようなのでそちらも聴いたうえで読んだ方がより世界観に入り込めることだろう。


#ぼっち・ざ・ろっく! #佐々木次子 君の言葉 - まる。の小説 - pixiv

この作品を紹介するにあたって私の中で様々な意見が巻き起こった。どう扱うべきなのか。最終的な結論としては曖昧なエンドであるとした。
こちらの作品は前編にあたる「独善」という作品もある。時間がある方はこちらも読んで欲しい。以下にリンクを記載しておく。しかしながら下記の作品は読まなくても単品としてこの作品は楽しめるようになっているので、現代社会を生きる人類にも優しい設計だ。

#ぼっち・ざ・ろっく! #佐々木次子 独善 - まる。の小説 - pixiv

さて、簡単なあらすじといこう。今回は話のボリュームが凄すぎるのでオタクのリミッターを少しだけ解除することとする。
物語は佐々木さんが大学生になってしばらくしたところから始まる。といっても、最初の方に高校生の頃のシーンが入るのだが……こちらは初めて読んだ時の衝撃を受けて欲しいのであえて触れない。
大学生になり、それなりの生活を送っていた佐々木さんにとあるイベントが起きる。それは結束バンドのスタッフを喜多ちゃんからお願いされるという出来事だ。佐々木さんからすれば久しぶりに後藤に会えるという気持ちもありつつ、お願いを受けることになる。
そのライブで佐々木さんが見たものとは。そして、何を感じたのか。それはぜひともその目で確かめて欲しい。


少し短くなってしまったがこのジャンルの紹介は以上となる。なお、筆者様からはっきりとハピエンのつもりで書いたという苦情を受けた場合記事から無言で削除する可能性がある。その場合は私の読解力があまりに低かったのだと思って欲しい。如何せん、雑食とはいえ良い作品を前にすると冷静に読めなくなってしまう性分なのだ。


バドエン・曇らせ系

さて。ここからは上級者……というよりは性癖が何かにぶち壊された者、こういったジャンルに多く触れてきた者。はたまた本能によってこのジャンルに惹かれてクリックをしてしまった者以外は読み飛ばすことをお勧めする。
ハピエン系だけを見ていたいという方は早速ではあるが目次から別のところにジャンプして欲しい。
重ねて警告だ。ここから先は死ネタも含まれる作品を紹介することもある。無論、作品紹介の際にも触れるがそれらに耐性がない方は無理して読む必要はないだろう。
あくまでも、これは好みの一つとして存在するジャンルを紹介するに留めておく。


イラスト系の紹介になるのだが、遺憾ながら曇らせ系統イラストは未発展と言わざるを得ない。これからの発展を願うとともに、専門家といっても過言ではないだろう方のXもといTwitterアカウントを紹介させていただく。
たいがー先生 @ttigerrr である。
もしかしたらほとんどの方はとっくに知っている名前であるかもしれないが、畏れ多くも紹介させていただく。曇らせイラストに関してはとんでもないレベルなので心臓を強く保ってほしい。
なお、私の残機はこの御方によって恐らくは10機以上は削られている。

具体的なイラストの紹介は省かせていただく。というのも私が選びきれなかったからだ。どれもこれも心臓を鷲掴みにした上でとんでもない勢いでシェイクしてくるものばかりで、落ち着いて見れなかったのが実情だ。

ではそろそろSSの紹介に移っていく。覚悟はできているだろうか?一度深呼吸をし、ハンカチを準備できた方のみ進んでいただきたい。
この先は一度踏み出せば二度とは戻れないだろう。紹介する作品達は私に完治不可能な傷を残していったのだから。


#ぼっち・ざ・ろっく! #佐々木次子 天国にバラの手向けを - ぷらまいむげんの小説 - pixiv

これはこのジャンルを語る際にて必ず紹介しようと心に決めていた作品だ。初めて読んだ時に脳をぶち壊され、しばらくダメージを引きずったこの作品について多くは語るまい。注意点として死ネタを含む点はご留意願いたい。
簡単なあらすじ……すらも余計だろう。すべてはリンク先にある。クリックするのは躊躇うかもしれないが、ここまでやってきたあなたなら大丈夫なはずだ。健闘を祈る。

#ぼっち・ざ・ろっく! #喜多郁代 星座になれたら - でじたんの小説 - pixiv

いわゆるぼ喜多前提というものになるが、耐性がある方は読んでいただきたい。この作品はでじたんさんと私のコラボ作品となっている。二つで一つであるため、私の方の作品もリンクを貼ろうか迷ったが……でじたんさんの作品を読んだうえで気になるのであればキャプションから確認して欲しい。
この記事に自分の作品のリンクを掲載するのは憚られるためにこのような対応になってしまっているが、ご了承願う。
簡単なあらすじはぼ喜多がくっつくまで、とだけ言っておこう。
でじたんさんにしか持ちえない表現力が存分に活かされているので前提であることを心の隅に留めておきながら読むとより栄養価が高く感じられるだろう。


#ぼっち・ざ・ろっく! #佐々木次子 独善 - まる。の小説 - pixiv

リンクを見た方は考えるはずだ。どうなっている?話が違うぞと。さっきは別ジャンルで紹介していたはずだろう、と。なぜここにこの作品を分類したかについて釈明をさせて欲しい。
確かに今現在においてこの作品の続きは存在している。だが、最初は続編があることを知らずに私はこの作品を読んでしまったのだ。その内容に大きなダメージを負った私はほとんど安眠できない夜を迎えたのである。これらの事情を踏まえたうえで、あくまで独立した一つの話として紹介させていただく。
あらすじとしては佐々木さんが後藤と出会い、何を感じたのかから徐々に話が進んでいく。一つのとあるシーンに話は終着するのだが……ここからは伏せておこう。その結末がなんたるかはお楽しみだ。


さて、曇らせに関してはいかがだっただろうか。どれも私の脳をいとも簡単に破壊するばかりではなく、私の心臓にすら影響を与える作品ばかりだ。このようなジャンルを好む人ならばきっと満足行く事だろう。
読んだことによる精神状態への影響を受けた場合においては私は責任を取らない。あくまでも自己責任での閲覧をお願いしたい。

最後に

今回の記事は取り扱う題材に対して短くなってしまったが、いかがだっただろうか。佐々ぼ作品のごく一部のみを紹介するという形になってしまったが、少しはわかりやすく書けているならば幸いである。いわばスタートダッシュとしてこの記事にて紹介した作品を見て、さらに深く沼りたい方はぜひともpixvやらTwitterを漁ることを強くお勧めする。

これから多くの人達が佐々ぼに沼るだろう。2期になれば人数は爆発的に増加するはずだ。その中でも決して、原作を愛することを忘れないで欲しい。その中で「好きになったタイミング」というのは必ずしも重要ではないことも留意して欲しい。古参だからどうという話ではない。佐々ぼを愛するものならば受け入れる。その心を持って欲しい。なにもこれはここだけの話ではない。互いを尊重するということを好きを追求する中において決して欠かすことのできない要素なのだから。

一応、私自身も多くの佐々ぼの話を書いているのだが、今回は割愛させていただいた。というのも名だたる名作家達に並び自分の作品を紹介するのはおこがましいと思ったからだ。
興味がある方は読んでもらっても構わないが、私の好きなものの詰め合わせであるしジャンルも多岐に渡る。そこだけは注意して欲しい。

繰り返しになるが、この記事で紹介させていただいた先生方の選考基準は独断と偏見に基づくものであるのと同時に、紹介していない先生方を下げているということではないことは留意して欲しい。ご理解のほどをお願いしたい。そもそも私が評価する立場であるか?という疑問は当然出てくるだろうが言葉の綾である。そもそも二次創作において優劣を決めることは絶対的に不可能だというのが私の見解であると表明しておこう。

では、あなたの佐々ぼライフがより充実したものになることを心より願っている。


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