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嬉しいって思いはかっこつけずに「嬉しい」って言葉で

2022/08/25(木) #107:hiko


昨日はバイトじゃないけどバイト先に行かなければいけなかった。

バイト先のショッピングモールの研修があるからだ。

実質バイト。
実際、勤怠の打刻もした。

実質というか、ただのバイトだった。


今日のバイトと合わせると7連勤になる。


研修では適当な説明と適当なビデオを見せられた。

ただ、このビデオがなかなかにおもしろかった。

コテコテの演技と大袈裟な身振りで、まるでなにかのMVかと思える。

むしろあの素材をもらってMVを作りたい。

とにかく笑いを堪えるのに必死だった。


っていうのも最初の10分くらいで、残りは携帯いじってた。
そういえば、みんな携帯いじるって言うけど、なにやってるの??

ゲーム?SNS?漫画?

是非おもしろいコンテンツを教えてほしい。
ウマ娘以外で。

ちなみに俺はというと、noteを読んでいる。


研修が終わり、退勤の打刻のため再びテナントへ。

初出勤のときにお世話になった女の子がいた。

それなりに話せるようになったから、少し話そうと思った。
けど、あんまり邪魔になってもいけないし、なにより必然性がない。

必然性がなければ俺は話せない。

変な絡み方になるのもよくないので、すぐにその場を後にした。


家に帰ってだらだら。

夜ご飯を食べて、いつも通り一服。

また、ギターを手に取った。


歌いたい曲があるわけではない。

ではなぜかというと、話は月曜日に遡る。


編集のバイトの面接をした日の夜、ある人と電話をしていた。
noteネームはうさまる。2度目の登場になる。


俺はギターを弾くとき、たまにアプリで配信しているんだけど、そこで知り合った人。

初めて知り合ったのはもう3年も前だ。

俺の枠に来てくれて初対面。

俺もうさまるの枠に行って、だんだん仲良くなっていった。
ちなみに、3年前、おれはこの人のことを本気で好きだった。


仲良くなるうちにインスタを交換して、配信アプリ外での交流が始まった。

まあインスタとTwitterだけで、LINEは知らないんだけど。


そんな感じで出会ったから、うさまるは俺の弾き語りを褒めてくれる。

日曜日にストーリーに上げた『スーダラ節』の弾き語りにリアクションをくれて、久しぶりに話すことになった。

通話中かDMか忘れたけど、会話の中で「もっと弾き語りの動画上げてくれてもいいよ」って言ってくれた。

本当に嬉しかった。嬉しいっていう言葉以上に。


その言葉を鵜呑みにして、早速弾き語りをしたくなったというわけだ。

研修の帰り道だったか前日だったか、雑多な曲で作られたプレイリストからランダムに流れた『10月無口な君を忘れる』を歌うことにした。

なんとなく、曲の雰囲気と俺の歌声が合う気がしたからだ。


早速録画と録音を始める。

iPhoneで録画して、PCで録音。
音声をちょちょいと編集して、動画とくっつける。

その方がいい感じにリバーブだったりイコライザーをかけられるから。


今回も20テイクくらい試行錯誤した。

いい感じに妥協できるクオリティになり、ギターをしまう。

ちょちょいと編集して、スマホに動画を送る。

いつもの通りにインスタのストーリーに投稿した。


いつもと違うのはちょっとだけ媚びてみたこと。

テキストで「いいねくれたら大喜びする」って書いてみた。

するとどうだ、いつもなら信じられない数のいいねが通知される。

サークルの先輩や後輩、今はもう赤の他人になってしまった人、ゼミのあいつ、地元のあいつ。


色んな人からいいねが来た。


人気者になった気分だ。

高揚感に満たされていく。

満タンになろうとする寸前で、少し後悔を覚えた。

先のテキストとは別に「(いいねくれたら)お前の投稿に全部いいねする」とも書いてしまっていたのだ。

悪戯心を誘ってしまったのか、こっちの方がいいねの数が多い。
くそ野郎共が、、、

って、悪態をついてはみるものの、反応があるのはやっぱり嬉しい。

上から順番にプロフィールへ飛んで、全ての投稿にいいねをつけていく。

これがまた大変だった。
それに、普通にいいねをくれた人たちにとっては、ただうるさいだけになってしまう。

その罪悪感を抱えつつ、全員に対していいねテロを実行した。


あと、罪悪感がもうひとつ。

俺は以前、インスタのアカウントを整理して、フォローする人を厳選した。

今回いいねくれた人のなかに、その時にフォローを外した人もいる。

鍵垢の場合、もう一度リクエストを送らないと投稿が見られない。

リクエストを送るということは外したということ。

その事が相手に知られるわけだ。


すまんな。いいねくれてありがとうな。

またよろしくな。




こういう事態を経て思ったこと。

今回みんなからたくさんいいねを貰えたこと、「歌上手いね」って言ってもらえたこと、めちゃくちゃ嬉しかった。

って、お前らが読んでも伝わらないくらい、めっちゃくちゃ嬉しかった。



弾き語りの動画だったからってのもあるんだろう。

基本的に俺自身の好きなところとかないんだけど、自分の歌だけは好き。
録音したらいつも最低50回は聴いているくらいに。

何日か前に、『本当にしたいこと』なんてタイトルつけて日記にもしたくらいに。

未だに弾き語りしつづけているくらいに。



けど、それだけじゃなくて、自分が生み出したものが評価されたことがたまらなく嬉しかった。

お世辞でもいいし、軽い気持ちでもいいし、なんとなくでもいい。
誰かがみてくれていることが嬉しかった。

そうして少しずつ、ちゃんと評価されるようになりたい。そのためにがんばりたい。


やっぱり俺は作品を作ることが好きなんだ。


長くなった。

ここまで言い切ったんだ。

1年後に変わってたら面白いよな。

変わってなくても面白い。


とにかく、俺はまだ1年は続けるつもりだぞ。

By hiko to...

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