本当にしたいこと phrase1

2022/08/07(日) #89:hiko


1週間前だろうか、YTとKRの曲作りに参加したことをこの日記に書いた。

その曲が完成を間近にして、次の曲の制作が始まった。
YTの意向で、俺がメインの曲となった。

世の中に音楽が好きな人や歌うことが好きな人はそこら中に溢れている。
むしろ嫌いな人の方が珍しい。
そんなことは言うまでもない。

俺もそのうちの1人。
ギターを弾いているし、よくカラオケに行きたがる。いつもキャンセルされてるけど。


しかし、そんな何者でもない俺に、俺がメインの曲を作りたいって言ってくれた人がいる。

YTの作る曲はもう圧巻で、本当に尊敬している。
ただ、それとこれとは別として純粋に好き。

それはまあ地元みんなそうなんだけど。


話を戻す。
YTが作るなら高いクオリティになるのは分かっていて、だからこそ、どういう曲にしようか本当に悩んだ。


結局、俺が生み出せるものは俺の中にあるものだけだと思って、俺の心の1番近くて深いところを歌うことにした。

けど、これを伝えるのが大変。

俺は大変じゃないんだけど、作詞担当のKRがめちゃめちゃ苦労していた。

そりゃそうだ。

俺だって逆をやれと言われてもそうそうできるものじゃない。

俺はただ想いの限りを吐き出して、KRが形にしていく。

今日の回で1番大変だったのは間違いなくKRだっただろう。

ありがとう。

形になったものを見て、結構修正をお願いするかもしれない。ていうかそうすると思う。

そこで感じた違和感とか、こうした方がいいっていう直感も、作品における俺の純度を高めるもので、つまり、本当に伝えたいことだと思うから。

正直うるさいかもしれないけど、よろしく頼む。

1人に向けたメッセージ。

ただ、こういう思いで作っていることは残しておきたい。


今回こうして作りはじめて、俺は0から1を生み出すことができないんだって知った。

それが努力のせいなのか才能なのかはまだわからない。
それができる2人を前にして、ダサいことも恥ずかしいことも承知で言いたい。

俺にはそれができないけど、2人がそう言ってくれるなら、俺は何としても形にしたいと思ってる。



これが、いつしか見失った、見失ったことも忘れかけていた俺の影だと思うから。


だから今日のタイトルは、phrase1。



以上、2人宛の手紙でした。


By hiko

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