でっけぇ音のなる方へ

2022/09/30(金) #143：hiko

またまた今日は何もしていない。

だから昨日の、楽しくてちょっとやらかした話。

木曜日は授業が入っていて、3限から5限までの余裕ある授業組みをしていた。

3限は13:20からで、真っ当な人間なら遅刻するはずがない。
俺は真っ当な人間じゃないので遅刻した。

教室のドアを開けるとびっくり。人が多い。
この授業は3年の後期に1度履修登録していて、怠惰すぎて単位がもらえなかった授業。
そのときは20人前後だったのに、今回は30人をゆうに越えていた。

内容は生涯発達関係で、子どもや親や障害などへの関わり方を考える、というもの。
｢考える｣と書いたように、講義形式ではなくディスカッション形式の授業で、グループディスカッションの後に各グループの意見を発表する時間があった。

なんと俺は発表者になってしまう。

議題は、｢不妊により第三者の協力のもと子をもった場合、血の繋がりがないことを子に伝えるべきか｣というものだった。
なんだそれ。難しいだろ。

発表しなければいけないので、材料集めの為に司会的な役割もした。
ディスカッション自体は楽しいから好き。

ちなみに俺は｢早めに伝えるべき｣を主張した。
血の繋がりが｢ある｣ことを当たり前だと思うより前に、｢ない｣ことがあると認識することができるから。
成長して｢自分の家族はおかしい｣と考えることになっても、それならそれで早い方がいい。

それに、｢おかしい｣を持っておくことで他人の｢おかしい｣も許容しやすいんじゃないだろうか。
他者とは隔絶した絶対的な個を認識することが、｢多様性を認める｣ってことなんじゃないだろうか。

そういう主張だった。

まあそんなことはよくて。

俺はこういうちょっとした発表でも結構緊張してしまう。
良くないなぁと思うんだけど、良くないなと思ってしまうことをやめたい。

この授業は1度落として顔も割れてるけど、嫌で落としたわけじゃなくて、むしろ楽しいから、これからは意欲的に参加するつもり。

毎週木曜日の日記はこの授業について書くかも。

さて、3限が終わり、次の授業に向かう。
これ以上長くなりたくないから4,5限は割愛。

5限が終わり、一服してから大学前のマックへ向かう。
本来ならすぐにでも帰りたいんだけど、この後に少し行きたい所があった。

ただ、そこは20:00にならないと入れなくて、あと2時間は暇を潰さないといけない。

これがまぁぁぁぁあ暇だった。

マックで今年初めての月見バーガーを買って、2時間過ごした。途中で帰ろうかと思ったけど。
あと月見バーガー、そんなに好きじゃない。
てりやきマックバーガーの方が安いし美味い。

Creepy Nutsのオールナイトニッポンを聴いたり、noteを読んだりしてなんとか2時間。

マックを出て、渋谷駅へ向かう。

目的地は、そう、でっけぇ音のなる方、クラブだった。
日頃からsukeの日記を読んでる中で、行ってみたくなってしまった。
どうしてそう思ったかというと、行ったことがないから。

住む世界が違う、っていって考えることもしなかった場所。
元々俺たちに｢住む世界｣なんて区切りはないのに。

ってことで行ってみた。

結果から言うと、めっちゃめちゃ良かった。

思った通り、住む世界が違った。
だからこそ得られる刺激があった。
同時に、｢外の世界｣を失っていた。

得たのか失ったのかもわからないけど。

とにかく、でっけぇ音に殴られながら、酒を飲んで、踊ってる奴らを、ギャルがケツ振ってるところを、そのカオスを眺めている異様が、楽しかった。

あ、もちろん1人で行ったよ。
どんな世界かを眺めたかったから。
これをするには誰もいてほしくない。

この経験をして、俺はクラブにハマることを確信した。

俺はあのカオスが好きだ。
もうしばらく行ってみて、ハマっているかを確かめよう。

こんなに上機嫌に書いてるけど、実はちょっとやらかした。
帰りの電車で吐いてしまったのだ。

学校用のトートバッグの中身を全部出して、そこに全部出した。

吐いた時点でアウトだけど、アウトなりには偉いと思ってほしい。
トートバッグを抱えてたせいで服にも染み込んだ。総額が今の全財産くらいする服を全て犠牲にして守った車内とプライドを、冷たい目で褒めてほしい。

でもこれはクラブじゃなくて、終電のためにダッシュしたせいだから、クラブを嫌いになる理由にならない。
俺は賢いから、問題の所在を明らかにできるんだ。


さて、次はいつクラブに行こうかな。

もしかしてこれは賢いやつの発言じゃないかもしれない。
でもいいよ。
このカオスも受け入れようじゃねえか。

By hiko

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