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バイトとクラブのサンドイッチ

2022/09/19(月) #132 : suke

今日はバイト5連勤の最終日。

昨日今日と朝9時半から夕方の勤務をなんとか乗り越えることができた。

なかなか疲れたけど。

疲れた理由として昨日のバイト後にAと渋谷のクラブに行ったからである。

最近ありえないほどクラブにハマっていていつでも行けるのならすぐにクラブに行きたいという彼。

そんなAに対して、昨日のバイト中にレジでこの後どうするかを話していると、つい俺が「20時〜24時ならクラブに行けるよ」と言ってしまった。

俺は全然実家に帰る予定だったのだが。

その話を聞いた瞬間、Aは二つ返事で「それだ!」と言い即決してしまった。

17時終わりのバイト後に一旦Aの家へ帰り準備をする。

この時点で俺は2連泊することが確定した。

19時過ぎに渋谷へ行き、最近よく行ってるクラブ「ジュマンジ」という所へ入った。

中へ入ると、いつもと違って人がものすごく少なかった。

そこで初めてこのクラブには椅子があったことを知る。
いつもは人で見えない。

とりあえず、お酒を飲みながら煙草を1本吸う。

ここでAが一言。

「なんか違くね?」

それには俺も同感だった。

大勢の人が爆音にのって楽しんでいるクラブの雰囲気が好きな俺らにとって人が少ないクラブはなんの価値もない。

初めは今日は絶対にハシゴをしないという約束だったがさすがにこれじゃあなと別のクラブに行くことを決めた。

ここのクラブジュマンジの滞在時間はわずか30分ほども満たなかったと思う。

もう一つよく行き、かつ人が常に多いクラブ「ネバーランド」という場所に行くことにした。

少し歩いていると身分証をロッカーに預けていることに気づく。

身分証がないとクラブに入れないため、一旦ジュマンジに戻りロッカーを開け、荷物を取って再度ネバーランドへ向かう。

ネバーランドに入るとさっきよりは人が多かったが、いつもよりは少ない。

なんでだろうと思いつつ、インスタを開きストーリーを見ていると色々な人があるストーリーをあげている。

それは音楽フェスティバルのULTRA JAPAN。

このフェスは年に一度に開催されるもので今日はコロナ明けの3年ぶりの開催だったらしい。

みんなそっちに行っているのか。なるほど、納得した。

いつもより人が少なくちょっと残念だが、せっかくだし楽しもう。

2人で飲んだりタバコを吸っていると結構男の人達に声をかけられた。

「今日は何目的ですかー?」

「明日朝早いんで、普通に音楽を楽しみに来ましたー!君たちは?」と返す。

「女の子を持ち帰りたいです!!」

どうやら、初めてクラブに来たらしく女の子を持ち帰りたいらしい。面白い。

その子たちは年下で大学になったばっかりな感じの人たち。

俺らはふざけて「あの人いける、いってこい。」と話しかけさせたりしていた。

目的が目的だしなんでも行くしかないでしょ。

少し喋り、数分後その子らと別れた。
彼らがその後、女の子と枕を共にできたかは誰も知らない。

しばらく2人でいるとお姉さん2人組から声をかけられた。

「お兄さんかっこいい。このクラブの中で1番かっこいいと思いました!」

A宛てだった。
なんだよ。まぁいいんだけどさ。

Aは俺的にもかなり顔はかっこいいと前から思っている。そう顔だけは。

「ありがとう。初めて言われたー」と返す。

年齢を聞くと1歳年上だった。

しばらく話していたが、連絡先も交換せずに別れた。

なんとなく、俺らが年下だったのを知ってから興味が弱くなって行った気がした。
本当になんとなくだけど。

やっぱり女の人は年上の方が好きなのかな?

そこからは特に何もなく軽く音楽を聞き楽しんでクラブを出ることにした。

やっぱりクラブに行くならオールの方がいいな。

クラブを出ると外はかなりの大雨になっていた。

最悪。傘もないし。

渋谷駅まで走り、電車に乗って帰宅した。

家に帰り、次の日の朝からのバイトに備え早めに寝てしまった。

朝目が覚め、Aを起こすとかなり体調が悪そう。

ここ数日体調が悪そうではあったが。

俺はバイトへ行ったが、Aは連絡を入れ当日にバイトを休んだ。

お大事に。


バイト→クラブ→バイトという1番疲れるサンドイッチ。

体調が悪い日と次の日朝から予定がある日は絶対にクラブに行かないと決めた。

そんなちょっとクラブに行って失敗したかなって思った会だった。


By suke.


隙間が見えるクラブは初めてだった。
もはや、普通の安い居酒屋。
Jumanji 33 Shibuyaより

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