嫌われる勇気@読書記録
5年以上前に読んだ嫌われる勇気を再読しました。
その時は、なかなか行動に結びつかなかったのですが、他の本にもアドラー心理学の考えが書かれている事が多く、一番有名なこの本を再読しようと思いました。
□この本を読んで学びたい事、質問
・自分軸で生きつつ、社会貢献を両立するヒントを身につけたい
□質問の答え
・他者と競争するのでなく、60点の自分を受け入れ、理想の自分になるにはどうすればいいか?を考える
・対人関係の軸に競争がなければ、他者の幸福をわたしの負けととらえる事もなく、他者の幸せの為に貢献でき、人々はわたしの仲間だと思える。
・他者に感謝する事で、お互いの信頼関係を深められれば、自分軸と社会との調和が両立できるかも。
□アドラー心理学の目標
行動目標
①自立すること=自己中心性からの脱却
②社会と調和して暮らすこと
心理面の目標
①わたしには能力があるという意識
②人々はわたしの仲間であるという意識
□本の概要とポイント
1 原因論ではなく、目的論で考える
「部下を怒鳴るのは、失敗した部下(原因)ではなく、怒る事で上下関係を示したい(目的)からである」
2 課題を分離する
「馬を水辺に連れてくるしかできず、水を飲むか?は馬の課題」
3 他者の承認を満たす為、全ての人から嫌われないように生きる事はとても不自由なので、承認欲求を否定して、他者の評価を気にかけず自分の生き方を貫く事が重要
「嫌われる勇気を持ち、承認されない、好かれない事は相手の課題と考え、恐れない。対人関係のカードは常に自分が持つ」
4 タテの関係ではなく、横の関係をもつ。
「叱る。褒める。ではなく、感謝する」
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