むずむず足症候群
『むずむず足症候群』またの名前を『下肢静止不能症候群』といいます。
かわいい名前とは裏腹に症状としては足がむずむずしたり、虫が這いずり回る感じがあり不眠症などの原因になったり、日中も出る人がいてその場合は集中力などが散ってしまう原因になったりしまいます。
西洋医学の考えだと、糖尿病や妊娠、胃の切除をした人などがなりやすいと言われています。
原因は ドーパミンと言われる神経伝達物質の異常や、鉄欠乏だと言わています。
東洋医学の考えだと肝(肝臓)や心(精神的)の影響を受け症状が出ていると考えられます。
実際にこの前往診に行って患者さんは、2年前からこの症状が出ていて病院(内科や心療内科)に通院していろんな薬を試したが効かなかったとのことでした。
この方は昼夜問わずかゆみがひざ下にあるとのことでした。
そして実際に触診させてもらうと、ひざ下や背中の筋肉の張りが他の部分に比べて強く、肋骨や仙腸関節(腰の骨と骨盤の関節)の動きが出ていませんでした。
その影響でお腹に力の入らない姿勢しか取れず、常に踏ん張る姿勢になってしまいふくらはぎなどの筋肉が硬くなっていました。
それにより血管が筋肉によって圧迫され、血行不良になり症状が出ていました。
なので整体で背中の筋肉や仙腸関節の動きを出すようにアプローチして、姿勢を改善し、直接の原因のふくらはぎの筋肉を緩めました。
整体前はひざ下全体にあったムズムズが整体後はつま先部分だけになりました。
過去にもむずむず脚症候群を整体した時も足の筋肉の張りを取ってあげると改善したことがあるので、この症状で悩まれいる方は一つの選択肢としてもらうと良いと思います。
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