見出し画像

現時点でもっとも理想に近いカメラFujiFilm X-Pro3を購入するまで

自己紹介

始めまして、SUKEと申します。
元々東京のとある大学の芸術系学部で映像表現や映像を使ったコンテンツの勉強をする傍ら、大学内で「Mapper」というメディアアートサークルを立ち上げてメディアアートやプロジェクションマッピング作品の制作、展示をしていました。
2022年の3月に大学を卒業し現在は広告の企画、制作会社でプロデューサーとして仕事をしています。

今回は2020年に「現時点でもっとも理想に近いカメラ」として購入したFujiFilm X-Pro3について書いていきます。

自分はニコン党として生きてきた

写真を初めた時は一眼レフが生きていた

自分が本格的に写真を撮り始めたのは高校生の頃、
元々父が写真を趣味としていた為、写真と撮ることやカメラに触れることはありましたが、本格的写真を始めたのは写真部に入ったことがきっかけです。
当時は2015年、ミラーレスが台頭しそうな予感がしつつも本格的に使うならまだ一眼レフ一択の時代だった気がします。
実際当時自分は入部時に父から買ってもらった中古の一眼レフ「D5200」を使っていました。

好きになると良いものが欲しくなる

元々ガジェット好きなのもありますが、新しいものが出たり写真を撮ることに慣れていくとだんだんとより良いもの、より高性能なものが欲しくなってきます。
そんな中2018年、高校三年間をD5200に共に過ごした後、卒業する少し前にD500に乗り換えることになります。
父もニコンを使ってきましたし、D5200時代に使っていたレンズはそのまま使えるので、自分もニコン党として生きていこうと思ったわけです。

購入した瞬間は興奮して今でも鮮明に覚えています。
現在でもポートレートを撮るときに活躍する愛機です。

ニコン一強が変わってくる

環境が変われば撮るものも変わってくる

高校は写真部に入ったものの、大学では写真部に入りませんでした。
(その経緯は省きます…)
するとポートレートをよく撮っていた自分が急にスナップを撮るようになっていきます。
元々高校時代にポートレートを撮っていたのは部員が多くて互いに撮りあったり、OBOGがモデルとして来てくれたからです。
ということは部活としてではなく、一人で撮るようになった大学時代に撮るものが変わるのは必然だった気がします。
さらにコロナによるパンデミックも大きなインパクトを与えました。
パンデミックそのものではなく、それよる自粛の反動で旅行に多く出かける様になり、D500を持ち歩いて外で撮影をする機会が増えました。

一眼レフでは重く不便になってきた

すると清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったD500が急に不便になってきます。
大学生になったことでポートレートから街歩きスナップが中心になったことで、大きいカメラは落ち歩きにくく、撮影時に圧迫感・威圧感を与える存在になってしました。

そして旅行も同様です。大きいカメラとレンズは限られた荷物で出かける旅行においてバックの中を圧迫する最大の敵となってしまいました。

アメリカ旅行にも持っていきましたが
よく撮れる反面大きくて持ち歩くのが大変でした

理想のカメラを考える

今の自分のスタイルにあったカメラが欲しくなってきた

そこから今の自分のスタイルにあったカメラを買うことを決心します。
D500最大のデメリットはそのボディとレンズの大きさ、重さでした。
そこで新しく購入するカメラは軽量なミラーレスを中心に考えることになります。

購入時に条件として考えたのは2点
①レンズ装着時も含め軽量、コンパクトであること
②町中で撮影していても威圧感がないこと
たった2つの条件ですが、以外と機種を絞りやすくなりました。

威圧感がないカメラ「ライカ最強説」

町中でカメラを構えていて「写真撮っているな」「カメラ持っているな」と思われにくくする、威圧感が少ないと感じるカメラで真っ先に思いついたのがライカ(M型ライカ)です。
小型でレンズも軽量な上、ペンタプリズムやそれに準ずる出っ張りがなくフラットな天面のおかげで威圧感が薄れる気がします。
しかしただの大学生にライカなど買えません(ボディ単体が新品で100万円以上する世界)
そこでライカの様にファインダーが中央上部にないカメラを探すことになります。

理想のカメラ候補を比較する

ライカに代わりなど存在しない

ライカのデザインは唯一無二です。
当然同じデザインのカメラなどなく「天面がフラットなミラーレス」という条件くらいしか共通項がありませんが、その中で2機種を見つけ比較しました。

理想に近いカメラ達

選んだのはオリンパス(現OM SYSTEM)のPEN-FとFUJIFILMのX-Pro3です。両方ともミラーレスで軽量かつコンパクトでレンズも小型軽量なものが多くラインナップされています。
そして何よりデザインがライカチック(失礼を承知ですが…)
ファインダーは背面左上についていて天面はフラットになっています。

X-Pro3が圧勝する

比較の結果はX-Pro3の圧勝でした。
調べれば調べるほどX-Pro3の方が優位性があると感じました。
PEN-Fの方が良かったと感じるのはボディの購入価格くらいです。

現時点でもっとも理想に近いカメラ「X-Pro3」

こうして2020年9月、人生で初めて新品で購入したカメラかつ初のミラーレスとしてX-Pro3を購入しました。

ボディやレンズの小型、軽量である点はD500を使っていた自分にとって革命的な持ち運びやすさをもたらしました。
これによって旅行の時の持ち運びが楽になるだけではなく、普段の生活でも持ち歩こうと思える様になったのは大きいです。

また、X-Pro3だけの機能ではないですが、富士フィルム独自のフィルムシュミレーションも撮ることの楽しさ増幅させてくれます。
それこそ「ライカっぽい色味で撮れないか」と試行錯誤していますが、そういった新たな楽しみを与えてくれた存在でもあります。


以下実際にX-Pro3で撮影した写真たち

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?