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SUKEの「心のお引越し」 第58回~写真思考~

写真思考

前回、街歩きをしながら写真を撮っていた話をしたが、先日その写真をInstagramに投稿してついでに過去にアップした写真たちを見ていた。

Instagramは高校で写真を撮るようになったタイミングで始めたが、
過去の写真を見ると作り込んで撮ったものよりも、町中を歩いていて偶々見つけた風景の方が良いなと思う。
それに「いいね」が全てではないがそんなラフに撮った写真の方が見られていて「いいね」が多かったりする。

しかもそんな写真が以外にもデカくて重くてその分性能の良いカメラよりもふと取り出したiPhoneで取られていたりもする。

そんなことに気づいてから「写真を撮ること」について考える様になった。

当時新しく買ったiPhoneで写真を撮りたくなって撮った写真だと思う

高校を卒業して写真部という写真に対して濃密な時間を過ごすことが無くなってから、自分にとっていい写真と思えるものがなかなか撮れていない感じがした。
「インスタに上げたいと思う様な良いものを撮りたい」と意気込んで撮っていたが、撮れるのは見慣れた観光地の記録写真のようなものばかりだった。

でも振り返ってみていい写真だと思えるものはいずれも高校を卒業してから撮ったものだった。

必要なのは面白いもの、良いものが撮れそうだと思う観光地に足を運ぶことや良いものを撮ってやるんだという意気込みではなく、普段の生活や旅のふとした瞬間を見つけようとするラフな心持ちで十分なのだと思う。

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