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家で使うヘッドホンがほしい〜オーディオテクニカ 〜ATH-HL7BT〜


初めての開放型ヘッドホン

オーディオテクニカが販売している開放型ヘッドホン「ATH-HL7BT」を10月に自宅用として購入しました。
自分にとって初めての開放型ヘッドホンかつオーディオテクニカ製品です。

今回のnoteは「ATH-HL7BT」の購入理由と購入から2ヶ月ほど使ってみて分かってきた使い心地について書いていきます。

なぜ選んだ?

前の環境では問題点が多くあった

自宅の音周りの環境はデスクトップPCにオーディオインターフェースを接続する構成です。
スピーカーも持っていますが基本的に動画を見たり、ゲームをしたり、作品制作をする時にはオーディオインターフェースにイヤホンを接続していました。

イヤホン(写真右側)を刺して使っていました

しかしこの環境は自分の使い方的に色々な問題点があり、その解消のために「ATH-HL7BT」の購入を決めました。

問題点① "ケーブルが届かない"

先述の通り、自宅の音周りの環境はデスクトップPCにオーディオインターフェースを接続する構成です。

しかし、この使い方には問題点がありました。
それは「ケーブルの長さが足りなくなる時がある」ということです。
実際、ゆったりと座りながら映画をみたりゲームをする時にケーブルの長さが足りなくなることがよくありました。

ケーブルを延長したり長いものに変更することも検討しましたが、ゆったりと座らない時はむしろ余って邪魔になってしまいます。

更に自室に様々なガジェットがある関係上ただでさえケーブルが多く、それを少しでも減らしたいという思いもありました。

そこで「ワイヤレスにしたい」という考えが生まれました。

問題点② "両耳で聞きたい"

イヤホンを両耳につけると生活音が全く聞こえなくなることも問題でした。

自分が使っているイヤホンはカナル型(密閉型)と言われるタイプです。
耳の中に入れ込むタイプなので音がはっきり聞こえる反面、周囲の音は聞き取りづらくなります。

移動中などで外部の音をシャットアウトしたい場合は良いのですが、自宅で使う場合は家族が声をかけた時や宅配便等が来た時のインターフォンが聞こえなくなってしまいます。

そこで自分はいつも片耳だけつけていましたが、それはそれで臨場感が無く使っていない片方のケーブルも邪魔でした。

そのため「両耳で聞いてても外の音が聞こえる」ことも条件の1つになりました。

ワイヤレスイヤホンではだめなのか

・ワイヤレスにしたい
・両耳で聞いてても外の音が聞こえる

この2つの課題を解決するのに最初に思いついたのはワイヤレスイヤホンでした。

↑こういったものを想定していて、これであれば諸々の課題を解決出来ると思っていました。
しかしワイヤレスでケーブルからは脱却出来るものの、カナル型が多いため両耳でつけた時の問題が解決出来ません。

また、休みの日は一日中使うこともあり、バッテリーの持ち的に厳しい判断して断念しました。

完全ワイヤレスも検討していました。
製品に寄っては外音取り込み機能があるため、それを使えば良いという算段です。
しかしこれも同じくバッテリー問題を解決出来ない他、長時間つけると耳が痛くなることもあって断念しました。
(実際Air podsやAir podsを使ったことがありますが、長時間つけていると耳が痛くなってしまいました。)

課題をまとめて解決出来るものはあるか

・ワイヤレスにしたい
・両耳で聞いてても外の音が聞こえる

これら2つに加えてワイヤレスイヤホンを検討していた時に出てきた「バッテリー持ちが良い」という課題の3点をまとめて解決出来るものを探していた時に出てきたのが「ATH-HL7BT」です。

実際に使ってみる

ここからは実際に使ってみた感想を交えながら先述の課題がどう解決されたのかを書いていきます。

開放型で外音が聞こえやすい

ATH-HL7BTは「開放型」と言われるヘッドホンです。
開放型はヘッドホンの外側にある「ハウジング」が密閉されておらず、細かい穴が空いています。

ハウジングに細かい穴が開いています

これにより外の音がある程度聞こえるため、家族に呼ばれた時やインターフォンが鳴っても反応することが出来ます。

ただ外の音が聞こえるということはヘッドホンで鳴っている音も外に聞こえるため、ATH-HL7BTに限らず開放型は基本的に室内での使用に向いています。

ちなみにハウジングが密閉されているものを「密閉型」と言います。
例えば自分が外出時に使っているヘッドホンであるSONYの「WH-1000XM4」はハウジングが密閉されている「密閉型」です。

WH-1000XM4は蓋がされていて音が外に漏れにくくなっています

ヘッドホンなのでバッテリー持ちが良い

ヘッドホンはイヤホンよりもサイズが大きい反面バッテリーも多く積めるので長時間使用出来ます。

例えばワイヤレスイヤホンの例として上げたBeats Flexと、完全ワイヤレスの代表格と言えるWF-1000XM5と連続再生時間を比較すると

  • Beats Flex:12時間

  • WF-1000XM5(NCオフ):12時間

  • ATH-HL7BT:20時間

この様にATH-HL7BTに軍配が上がります。
この時間はあくまでも目安で実際はこれより短いことも多いのですが、最大20時間もあるとどんなに酷使しても1日でバッテリーが切れることは早々無いと思います。

実際に使用していると休日7〜8時間、平日2時間の使用で週に1〜2回充電するくらいの頻度です。

端子もUSB-Cなので他端末の充電ケーブルと兼用出来ます

再生停止と音量調節、そして充電用のUSB-Cとオーディオジャックが左側に集中配置されています

その他のポイント "とにかく軽い"

実際に触れるとその軽さに驚きます。
重量は220gでこのスペックは他と比較してもかなり軽量で、自分が外出時に使っているSONYの「WH-1000XM4」よりも34g軽量です。

34gと聞くとそこまで感じないかもしれないですが、実際に持ってみるとその差をしっかり感じることが出来ると思います。

また、パッドが柔らかく押さえつけもそこまでではないため着け心地もかなり快適です。
自分は自宅でメガネをかけていますが、メガネありでもをキツさは特に感じません。

パッドは厚みがありふわふわで快適な着け心地です

最後に

今回はオーディオテクニカの開放型ヘッドホン「ATH-HL7BT」について書きました。

ちなみに音質や遅延はそこまで重要視していないため、あまり気にしていなかったのですが、音質も悪くないですし遅延少なく動画編集などに使えるレベルです。

自分が求めていた軽さ、快適さ、バッテリー持ち全てが良い自宅用としてはかなり良いヘッドホンです。

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