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ヤマハ発動機の共創型クリエイティブイベントに参加してきました

表題のとおりヤマハ発動機のイベントに参加しました。ちょうど一週間まえ、静岡県の磐田市にあるヤマハ発動機本社へ行って参りました。
ヤマハ発動機は株主ファンクラブというのをつくっていて今までも工場見学などのイベントを開催していました。今回は運良く参加に当選し神奈川県から遠路はるばる駆けつけた訳です。といっても今回の参加者10名のなかには私より遠いところから来ている人の方が多く、またヤマハ愛の強さも半端なくて私の陰の薄さをひしひしと感じてしまいました。

今回のイベントは「共創型クリエイティブイベント」ということでメーカーとユーザーが意見を交換してともに新しいモノを創り上げる内容であり、研究所にも勤務したことがある私としてはまさにうってつけ。非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。
開発の機密エリアに入って試作機に触れさせていただきディスカッションした訳なのですが、その試作機は既に公開されていてこの件についてブログに書いても良いと了解をいただいたので書かせていただきます。本件の試作機とは写真にあるNeEMO(ニーモ)のことになります。

この乗り物のカテゴライズとしてはシニアカー(最初私はセニアカーと言っていたのですがそれはスズキの登録商標、スズ菌感染者とバレないかヒヤヒヤしました)、電動カート、ハンドル型電動車椅子、道路交通法上では歩行者扱いになります。
しかしこのNeEMOは全く新しいモビリティを感じさせます。それはこのデザイン、比較的大きいタイヤ、バイクのような操作系、実機が醸すオーラは新世代の乗り物感がありました。
シニアカーとしては正直なところスズキの現行セニアカーの操作系の方が安全上のところよく考えられていて、試作機の改良すべき課題は山積み、他の参加者からもたくさんの意見が出されましたが、私としてはこれで50万円程度だったら欲しい!と思わされるものでした。
昔からニッチな乗り物に夢を見てきて、三輪の自転車、リヤカー、そして三輪のスクーター(トリシティ)、キックボードや一輪車で旅をしたらどうなんだろうと夢を見てきました。以前は仕事で時間の掛かりすぎる移動手段は使えませんでした。でもフリーになった今なら、行けるかもしれない。

NeEMOで日本一周、歩行者扱いのために速度は6km/h以下、1日でどこまで行けるだろうか、スズキのセニアカーET4Dの航続距離は31km、NeEMOのバッテリーは分からないけれど電動アシスト自転車の様にバッテリーを入れ替えできればスペアバッテリーをもって1日60kmくらい行けないだろうか、そのときの持ち物装備品としては何を用意しようか、などなどこの一週間シミュレーションを楽しんでいました。
シニアカーというよりも新しいパーソナルモビリティの夢、実現に向けて頑張ってみたいと思います。


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